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転送速度は、読み込みと書き込みの両方の速度を言いますが、書き込み速度は書き込み時のみを言います。
つまり、最大転送速度は読み込み時、書き込み時を含めたときの最大速度を言います。最大書き込み速度を併記している場合は、読み込み時が最も早いと言うことになります。

コンパクト機の場合、書き込み速度が速くてもカメラの連写能力が遅ければ、それ以上速くなることはありません。
書き込み時に秒間3コマ程度の速度があっても、カメラの連写能力が秒間2コマなら、連写できるのは秒間2コマになります。
メモリーカードの転送速度の単位は、メガバイト毎秒（MB/s）ですので、10MB/秒であれば、3MBの画像を1秒間に3枚書き込める計算になります。
また、高速連写モードにすると画像サイズが小さくなることがありますので、カメラのスペック表やカタログを確認しましょう。

デジタル一眼レフでは、カメラにバッファメモリが内蔵されているため、どのような転送速度のメモリーカードを使っても連写速度が変わることはありません。ただし書き込み速度の遅いメモリーカードを使っていると、連写できる枚数が少なくなります。限界になると連写が止まったようになります。
高解像度で高速連写を求めるのであれば、10万円台の中級クラスのデジタル一眼レフがお勧めです。
・キヤノン EOS 50D
・ニコン D90、D300
・ソニー α700
・オリンパス E-3