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スピーカーシステムは他のオーディオ品と比べてみても、機械的な要素と紙、布、ゴム、樹脂など環境による影響を帯びやすく、その理由によって状態というのは著しく個体差があります、個人が使用していた物の出品であればその人の生活環境が染み付いていますし、企業からの放出物の場合は耐用年数を越えた産業廃棄物同等の物もないわけではありません、展示物とか形状の見本であれば外観が綺麗であれば産業廃棄物でも用事はたりますが、スピーカーとしての役目をするには落第です、オークションで入手する物で、到着して箱を開封した途端前オーナーの生活臭がこみ上げて来るような品物があり価値を損なうと言うこともあります、値崩れが激しいという主原因は、住む環境の変化とその居住空間の価値観が従来と異なりオーディオ機器が部屋を占有するのが好まれなくなってきて、大型スピーカーシステムの人気が薄くなった事、海外著名なスピーカーシステムの製造拠点が中国になり品物自体の価値観が損失している事などの時代の変化といえるでしょう、オークションで求めるものには、その実用品として求めるもの、改造用の素材もしくは自分の所有物の補修用スペアパーツとして求めるもの、動作はしないもの故障した物であってもその思いでの品物として形の価値として求めるものなど多岐に渡ります、そのためゴミのような品物でも平気で出品されていますので、値崩れして安い実用品を求めるという目的で入札をした場合、質問者さまの価値観で言う「そうでない情報に」該当するものになる可能性が大です、また前述のように出品者の考え次第なので、喫煙環境で酷使された触ればヤニが手に付着するような汚いスピーカーシステムでも、出品者が良いものであると出す事もあるし、欠点であるヤニで汚いのは常識で考えても状態を聞かれるまでは、出品者自らは「ヤニ」は伏せておくと、思われます、これらのリスクを知りつつ、外れを引く事もあるかもしれないと言うことを充分熟知しないまでは、中古スピーカーは、試聴をして、現物をみて、裏も底も自分が見て、ニオイを嗅いで、そして納得して買い求めるものだと私は思います、