52

view

差、というわけではありませんが、Quadroのベンチマークの数値はNVIDIAが掲載してくれています。・http://www.nvidia.co.jp/object/QuadroFXChart_jp.html実際、ちゃんと設定すればこの数値は出せるようです。じゃあGeForceとかとの差は？というと、GeForce GTX275の数値は3dsmax-04------9.75 catia-02-------7.32 ensight-03-----17.67 maya-02--------29.21 proe-04--------4.53 sw-01----------8.65 tcvis-01-------2.32 ugnx-01--------5.87 となるらしいです。自分のカードはQuadro FX 3500なので、ベンチマークでは既にエントリーモデルにも劣る数値だったりしますが、体感的に言ってしまえばそれでもQuadroの方が優れていますね。GeForceとかはSpecviewperfにかけた感じとしては、かなりぬめっとした動きというか、重いです。逆にQuadroは目が回りそうなくらいグリグリ動きます。ベンチマークの見た目だけでも相当な差が確認できます。trapezium9さんが「Quadro FX 1800とGeForce 9800GTXは同じくらい」と書いてらっしゃいますが、公式数値を見ても全くそんなことはありません。これはまずhalbrerdさんがリンクを貼ってくださってるサイトで、NVIDIAが公表している数値はあながち間違いじゃない、ということが確認できます。また、他のユーザーさんもちゃんとその数値が出る、と言ってらっしゃいます。そして1800と3800は公式数値だとmayaのベンチマーク以外はかなり近い数値です。そのため、1800と9800GTXが性能的に近いということは無いです(CGという点で)。その前世代である8800GTでもベンチマークかけたことがありますが、8800GTはやはりというか、重い感じがしましたし。その一世代以上前のQuadroの方が数倍高い数値を出しますしね。Autodeskのソフトを使用されるなら、Quadro FXかFireProをお勧めします。これはまず、AutodeskがGeForceやRadeonではトラブルが起きてもサポートはしない、としていることです(チップやカードを開発しているNVIDIAやAMDも含まれる)。テストなどは行っているようですが、トラブルが起こる可能性を否定できないためでしょう。3Dソフトの話ですが、自分もGeForceやRadeonを使用した場合はAutodesk製品でトラブルには遭っています。最悪なパターンだと起動すらしてくれませんでしたから、エントリーモデルでもいいので使っておくのが吉です。それに、たとえエントリーモデルでも、ミドルエンド以上のGeForceに対しても大差で上回る数値を出しますからね。モデリングなどのジオメトリ編集などに対しては、安価なものでも結構使えると思います。ちなみに、グラフィックカードはレンダリング速度には全く影響しません。影響するのは作業プレビューですし、Shadeなどでもツールなどの処理はグラフィックカードじゃなく、CPUが行ってるんじゃないでしょうか。そのため、何かの機能を何かに適用する、などという処理はCPUが問われると思います。