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ゼンハイザーHD650を愛用しています。
HD650の特徴は、暖か味のある低音の響き、人の声が生々しく聴こえる中音、澄み切ったような高音のヌケの良さです。
低音は、鼓膜が直接動かされるような重低音まで聴こえるのには驚きました。
また、歌手の唇が開かれる瞬間が分る解像度の高さは特筆ものです。

耳の近くで鳴っているという感覚ではなく、空間的な広がりを感じることができ、ライブ録音などは会場にいるような錯覚を覚えます。
また、音量を上げてもうるさいと感ぜず、長時間のリスニングでも耳が疲れません。

JAZZ、CLASSICからROCKまでジャンルを選ばず、どのような音源も最高品位で再生します。

「補足」
私のヘッドホン再生環境は、PCにサウンドボード（ONKYO SE-200PCI）を入れ、そこからプリメインアンプ（マランツ PM-15S1）へアナログでつなぎ、PM-15S1のヘッドホン端子へHD650をさしています。
なお。音楽データはAppleロスレスを使用しています。
以前は、もう少し安価な8万円台のプリメインアンプを使っていたのですが、そのアンプのヘッドホン端子からの音質がもうひとつだったので、HD650用にヘッドホンアンプ（Dr.DAC）を使っていました。

Dr.DACは比較的安価なヘッドホンアンプですが、HD650を十分にドライブしてくれます。
今はモデルチェンジしてDr.DAC2になっています。高性能なDACを搭載していますのでPCともUSBで接続できるので便利です。
音楽雑誌などを見ると初代Dr.DACより音質は上回っているようですので、期待できると思います。