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>その頃はインテルしかなくって
その時代はIntelとAMDだけでなく、さまざまなメーカーがしのぎを削っていましたが最近は大分整理されてきました。

>MMXなしの１００ヘルツ（例）？とMMXありの８０ヘルツってどっちが早いの？
FSBやキャッシュ容量にもよりますが、MMX拡張命令が使えるプログラムではMMX Pentium 80MHzの方が高速です。しかし、使えないプログラムではPentium 100MHzの方が高速です。

>セレロンの１００ヘルツとインテルの８０ヘルツってどっちが早いの
初代CeleronはPentium IIのL2キャッシュやFSBの速度を落とした廉価版です。その後、Pentium III、Pentium 4…と進化しましたが、メインストリーム向けCPUのブランドが変わってもCeleronはブランド名を変えていません(Celeron DとCeleron Mに分かれた時期もありますが)。
なお、Celeronの100MHzは存在せず、一番遅いCeleronはCovingtonコアの266MHzです。廉価版なので、Celeron 266MHzはPentium 266MHzよりも遅いです。

>近セレロンがインテルの古くなったタイプを安くしてる
Celeron登場以前にはIntelが新しいCPUが登場しても古いCPUの製造を続けて安価に売るということはありましたが、現在は行っていません(現在でも1世代古い65nm版のCeleronやCeleron Dual-Coreは売られていますが、これらも45nm版Pentium Dual-Coreに置き換えられる予定です)。
元々、Celeronは競合メーカーの製品(発売当初はAMD K6とか)の性能が向上してきたために古いCPUの値下げだけでは対抗できなくなり、現行世代のCPUの機能を削減することで価格を抑えたものです。

>簡単な見分け方
現在はプロセッサ･ナンバが導入されたため、以前よりは世代の見分けは楽になっていますが、それでもプロセッサ･ナンバが何を意味しているのか頭に叩き込む必要があります。同じブランドのCPUでも製造技術や設計に違いがあるため(Pentium 4は4種類のコアがあり、現行のCore 2でもコア数や用途の違いを含めると7種類あります)、同じブランドなら同じ世代というわけではありません。導入以前のCPUはL2キャッシュの容量やFSB、製造プロセスなどから判断する必要があり、余計にややこしいです。

こちらにスペック表がまとまっているので参考にどうぞ。
http://cpu.pc-users.net/