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最高のものが欲しいのであればHP-P1がオススメです。ipodとの接続であってもデジタル入力できるので、音質としては最高クラスです。192kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応できるのでパソコンとの接続であれば数値上はCDの8倍滑らかな音の再生が可能です。ただし6万円近くと金額が高いので、少し手が出しづらいですね。

次のオススメはPICOです。広く立体的な音場、十分な解像度を持ちながら、優秀なDACを搭載しています。広い音場は頭内定位を解消するにも役立つので、HP-P1のような特殊なDAC-アンプ以外の中では一番オススメと言えます。

個人的なお気に入りがPREDATORです。日本ではあまり有名ではありませんが、RSAのDAC搭載機種で、P-51とSR-71の中間的な音を出します。音場はそこまで広いワケでもなく、音にも目立った特徴はありませんが、とにかくRSAらしい素直な音で、アタック感が強いです。「元々の音楽を変に味付けしたくないけど、迫力や解像度は欲しいしノイズは絶対に入れたくない」という場合にはうってつけです。
僕はHP-P1をDAC、Predatorをアンプとして二重に接続して聞いています。

ちなみにD2で十分かと言われると、どの程度が満足なレベルなのか分からないので困ります。ただPHPAユーザーとしてはD2の音は必要十分レベルより下だと思います。平面的な音で、解像度の高いヘッドホンやイヤホンを使用すると粗が目立ってしまいますし、ノイズもそれなりに多く入ります。買うのであれば最低でもBISPAレベル、DAC付きアンプで言えばPICOレベルは欲しいですね。


追記:
PICOは音場が広いので若干音の密度が薄まる感じですが､アタック感に悪影響を及ぼすようなものではなく､臨場感が増す感じです。
HP-P1は元々パソコンとの接続に対応してなく､iPodのみしか認識しないので接続に工夫が必要です。私自身はやっていませんが､一部では接続に成功している人達がいるそうです。