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これは、私のDTM歴からの「個人的結論（悪く言えば思いこみ）」ではありますが、
「聞いて楽しむオーディオ再生環境」と「DTM作業の再生環境」は、もちろん『可能な限り』を前提に、全く別物として分けて考えるべきだと思います。ゆえに、究極的には、楽しむオーディオ再生とDTM再生の２つの機器を同時に持つべき・・・ということ。

これは、求められる音質が抜本的に違うので、やむを得ない話です。

「楽しむオーディオ再生環境」では、DTMで必要になってくる細かい聞き分けや修正点の把握に役に立たないことが多いです。
大げさに言えば・・・ですが、「本当の音よりきれいに聞こえる」というのが楽しむオーディオ再生には求められるし、実際にそうですから。

ところが、そういう「楽しむオーディオ再生」でもそれ相応の音質のDTM作品を作ろうと思ったら、有る意味「計測器的に細かいところまで判定できる」再生環境がないと、制作自体が満足に進みません。
なので、DTM用機器は、高価高級品になるほど一般オーディオでの「良い音」からは、かけ離れていきます。
まだ、UA-25EXなど、良いにつけ悪いにつけ「中途半端で中庸な再生音」で、一般オーディオと大差ないかも・・・とすら言えるくらいです。それでも、たぶんHUD-mx1の方が音的には楽しいと思いますが。

少なくとも、DTMをする際は、仮に出力だけUD-mx1にすることが可能（実際はできないが）だとしても、それでもUA-25EXから再生音を聞くべき。でないと、作業に支障を来します。

なので、本来的には、HUD-mx1とUA-25EXの両方を入手して、オーディオリスニングはHUD-mx1、DTMはUA-25EXと差し替えて使うのが理想（パソコンも別々にするのがもっと理想で、DTMのベテランならむしろDTM専用パソコン持ってるくらいで普通）ということを踏まえて、あとは財布と相談の上で決断ください。