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ヘルシオとヘルシーシェフは全くちがいます

簡単に言うとヘルシオはウォーターオーブン、日立はスチームオーブンです。

まずウォーターオーブンというのは最初から最後まで水のみをつかって調理できるオーブンです。
よく高級レストランやホテルなんかで使われているウォーターオーブンを家庭用に作って、特許をとったのがヘルシオです。なので他社はこの機能は使えないのです。
ヘルシオの場合、従来からある、レンジ（もちろん１０００ワット）、グリル、オーブンという機能はそのまま、それプラスお水だけで調理できる機能がついているのです。
水だけで調理する、というのは、水を沸騰させ、（約３００度までたっすることができます。）それを食品に吹きかけて調理することをいいます。そのおかげで食品の乾燥を抑え、やわらかくできあがると同時に、余分な塩分と油をおとし、食品中の栄養素をのこしたまま調理できます。食品の栄養素がのこせるというのは、水だけで調理するため、庫内の酸素が外へおしだされ、庫内の酸素濃度が低くなります。食品って酸化するとよくないっていいますよね？庫内の酸素が非常にすくないため、ヘルシオでは食品を酸化させずに調理できるのです。なのでお魚を焼いたときにできたりする体に悪い黒い焦げがつかなかったり、野菜をゆでても栄養素を残したままゆでれるので離乳食なんかにぴったりなんです。
また、ヘルシオのいいところは、食品に水が浸透するので、さめても柔らかい、おいしいところといっても過言ではないでしょう。塩鮭をお弁当にいれるとかたくなりますよね？それが柔らかいままなんですよ！！！
つまり、ヘルシオはヘルシーでおいしく調理できるオーブンです

つぎに日立のヘルシーシェフ
スチームオーブンというのは、電波とヒーターと過熱水蒸気で調理するオーブンのことです。
ビストロやヘルシーシェフは庫内の下から電波をだし、上からヒーターで熱し、途中で霧吹きのように過熱水蒸気をあてて潤いを補い、そのあとまたヒーターで熱します。ヒーターで熱するためビストロではヘルシオよりも比較的調理時間が短くて出来上がるメニューが多いです。ただなぜかヘルシーシェフは他社よりも調理時間が長くかかるものがおおいです。他社では予熱は必要ないのに、日立では予熱が必要なメニューも多いです。
私は技術者ではないのでなぜなのかは申し訳ないのですがわかりませんが、同じスチームオーブンで日立になさるならビストロの方がまだいいと思います。ですがビストロは上部のヒーターがむきだしになっている（日立とシャープは内蔵）のでお掃除がめんどうです。
日立の便利な機能は、冷凍と冷蔵の食品を同時にレンジであたためられること（ヘルシオもできます）
あとは、よく使う食器の重さを記憶させることができ、レンジあたための時にその重さを引いて感知させてあたためることができます。（ヘルシーシェフは重量センサーを採用しているため）ちなみにヘルシオは湿度センサーを採用しているのでこの機能はできません。
つまり、従来のオーブンに過熱水蒸気を吹きかける機能がついたと思っていただいてけっこうです。

同じ値段なら私なら間違いなくヘルシオを購入しますね！おいしいし、デザインも黒ベースですっきりしていて素敵だと思います。