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私に対してよくかけられる言葉の中に「使っているカメラはなんですか」というものがあります。この言葉を言われると、カメラさえ同じの使えば同じような映像がとれると思っているのだろうか？、というのが私の気持ちです。どうしても表現したい映像があって、それらのためにはそれなりの道具が必要というのもひとつの制作の仕方かとおもいますが、今持っている範囲でどれだけのことができるだろうかと追究してみるのもひとつの方向だと思います。なんというか、初心者ですと言っている方が、道具さえそろえれば素晴らしいものができるはずと勘違いしているように見受けられます。クオリティ云々の前にやるべきことはたくさんあります。言葉は悪いですが「画質バカ」という人たちがいます。なにかにつけて「画質画質」というのですが、映像を見てみると「画質の前にやることがあるんじゃないか」という人たちです。つまり、気に入った機器を手に入れて画質に満足した時点で完結してしまっているのです。内容は見ていないで画質をみているのです。でも、撮影技術のなってないものをいくら高画質でみせられても苦痛なだけです。高いレベルの話ではなくて、使っている機器にはそれなりに投資しているのに、できた映像は赤ちゃんを撮影した家庭の映像の方がよほどまし、というのが実際にあるのです。わが子の記録を撮りたいという一心から被写体に向かう気持ちが映像にでるのだと私は思っています。極端な話、画質はメーカーの技術者が作ったもので撮影者がつくったものではありません。たとえば「画質がいいですね」とほめられたとしたら、その画質をつくった技術者が間接的にほめられているのであって撮影した人のことをほめているわけではないです。画質を含めた機器のクオリティーをほめてもらっても自慢にもなんにもなりません。クオリティーが高いにこしたことはないですから多少こだわりがあるのもわかりますが、どういったカメラを選んだらいいか相談するような方がこだわるには早すぎです。バンド活動しながら、映画も撮りたいというのも映画をなめてませんか？。それでまともな映画を撮ろうとするなど映画制作ひとすじでやっている方に失礼です。私の回答文も失礼な内容があるかと思いますが、質問者様の次から次への質問文もある意味たいへん失礼な内容を含んでいます。私はこんなことを言えるようになるまでに8ミリフィルム時代からカメラを買い続けビデオカメラは80台ほど自費で購入して使ってきました。だからビデオカメラのことはいろいろ知っています。借金もたくさんしました。その中でやっとここまでたどりついたのです。才能がなかったからかもしれませんがかなりの年月を費やしました。それなりの投資をして実際にいじくり回して、いろいろわかってきた中でやっとたどり着ける道具というものがあるのです。初心者と言っている質問者様が道具さえそろえればちょっとした練習でなんとかなるなどと思わないでいただきたい。かく言う私も、学生時代に劇場映画みたいなアニメーションが作りたくて志だけは高かったのですが、いろいろわかってきた中で30過ぎて作ったアニメーションの制作過程で、いかに自分ができもしない無謀なことを当時やろうとしていたのか知りました。クオリティ云々の前に、一番大切なのは作品を完成させることです。途中で挫折してしまう愛好家が多くて、上映会など見に行くと、撮影が完了してないので「予告編」としてまとめられているものが多いです。上手下手以前に、なにを差し置いても完成させるということは非常に大切なことです。まずは作品を完成させて、みんなに見てもらってこき下ろされてからどうしたらいいか自分で考えて次のステップに進みましょう。その上で質問されたらよろしいかと思います。回答になってませんで失礼しました。追記私の文章にも失礼なところがあったかと思います。ご勘弁ください。実際のところ質問者様のような方を応援したいのです。だからDOFアダプタの件でも文字数いっぱい書かせていただきました。本当はこれでも書き足りないのです。もちろん馬鹿らしいなどとは思っていません。とりあえず完成を目指してください。そしてコツコツと積み上げていけたらいいのではないかと思います。お金を払って見る映画でも「金返せ」みたいの多いですから、プロだけが凄いとも思っていないのでアマチュアや学生の上映会など見るの好きです。質問者様の作品に出会える日がくるよう楽しみにしています。なんでもかんでも「ガンバレ」というのは好きではありませんが、好きなことをやるときはいくらでも頑張れると思うので、頑張ってくださいと言いたいです。お勧めhttp://www.genkosha.com/vs/