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受信状態と分配数，配線途上の部材にもよりますが、UAH800やパラボラアンテナをご自身で壁面設置できる程度の技量をお持ちであれば、ご自身で工事できるのではないかと想像します。

ご自身で行われる場合、まずは全ての部材（ケーブルや混合器，分配器など）をBS/CS対応の部材にしてください。ここで問題があると後で面倒です。
なので、ご質問内容はブースタ設置位置についてとは思いますが、ご新築というこもあり、部材を選択する上での条件も併せてお伝えします。

■ケーブル

全ての箇所でS-5C-FB以上を使用する。

■混合器

UHFとBS/CS混合可能なモノで、接続端子はF型接栓となっており、また、BS/CSだけでなく、UHF側にも電通可能な仕様のもの。（念のため）
例）DXアンテナ MCM-211 など

■分配器

全端子電通型のモノを選択する。（念のため）
屋外用と屋内用の2種類ありますが、設置場所により選択してください。
これも接続端子はF型接栓をお奨めします。

■ブースタ

2種類の選択肢があります。

1．UHFとBS/CSの両方に対応したブースタを選択

多くはUHFとBS/CSの混合器を兼ねています。
混合器を兼ねるので、ブースタ設置位置はおのずから決まってきます。（混合する位置に設置する）
少々値が張りますが、問題が生じにくいと思います。
例）マスプロ UBCB33GN など

2．UHFのみブースタ設置とする

BS/CSアンテナから衛星方向に遮蔽物がなく、良好に受信できる場合、分配数が6分配程度までならば、BS/CS用ブースタは必要ない可能性が高いです。（アンテナ付属のコンバータが結構増幅します）

UHF用ブースタについては、受信状態と分配数にもよりますが、3分配以上をお考えなのであれば、経験上ブースタ設置が望ましいと考えます。
その場合は、混合器より前に本体を設置します。（可能な限りUHFアンテナに近い位置）


以上、ご検討ください。