159

view

使用チャンネル帯によっても、アンテナの使い方が変わります。
アンテナの動作利得表示では、オールチャンネル対応アンテナでは、
ＵＨＦ帯のローチャンネル帯から、低い値で、利得が始まり、
ハイチャンネル帯になるに従って、利得の大きいピークに達しますから、
地域の地デジ帯で、ＵＨＦの物理チャンネルの３０ｃｈ以下を使用する場合、
利得が、７．５～と、８．０～からとは、さほど差がありません。
３０ｃｈ帯以上になると、ピークで、その差が出てきます。
他に、ローチャンネル専用アンテナがありますから、
これは、ローチャンネル帯で、すでに、ピークになるように設定されているため、
地デジで、ローチャンネルのみ送信されている地域では、これを使うことで、
効率よく、受信できることになります。

また、標記のアンテナ2つでは、
ＵＡＨ８００は、室内屋外兼用で、高さが低いところの設定で、
最大利得が、その高さでは、十分上がらないので、標準では、少ないものと思われます。
(カタログで標準利得と書いていますので、高さを上げると、もう少し、利得も上がるでしょう)
あと、屋外型のアンテナは、屋根の上の十分な高さでの、数値です。

よって、受信チャンネルによって、アンテナの選択を変えることは必要です。
(まだアナログで、ＵＨＦチャンネルを受信したいのであれば、オールチャンネル対応のアンテナが必要になります)