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他の方の質問にもお書きしましたが、ブースタとは アンテナから受信した電波を増幅し、改善するというものでなく、あくまでもケーブル、分配器などを通過した際、劣化したレベルを補正する役目であるものです。
ついてはアンテナで受信能力がないのに無理に上げても効果はありません。アンテナをまず送信所の距離にあわせ１４素子⇒２０素子⇒３０素子という目的、又送信所の周波数帯域に併せたアンテナ(余分な周波数カット）もあるので目的
応じて使い分けしましょう。
UBCB33H（33dB）は案外人気のものですが、ラインブースタをつけて配下にUBCB33Hをつけているということはしてないですよね？
またBS/CSがないのであれば専用のUHFのみのブースタのほうがゲインが改善（余分な周波数混合処理がない為）することもあります。また、混合、分配、分波がつけてあれば、特に分配器がプラスチック製の挟み込み方式などは金属F型コネクタ方式に変えることで1db～3dbは改善できます。昔の古い分配器はBS/CSなどのデジタル周波数に対応していない場合がありますので（地デジだけなら無視してください）交換は必修です。
あと、最終はアンテナの位置です。UHFは高ければいいというものでなく厳密に言えば位相スポット（ハイトパターン）というのがあってそのポイントを前後左右上下をうまく見つけることによって最大限に発揮できるのです。（高くしても必ずしもアンテナ出力レベルが高くはならないという特性があります。高さ1m単位でも大きく変化します）

逆に電波の強い地域でブースターを使用している場合は利得を最大にすると入力レベルをオーバーしてしまい受信状態が悪化する場合があるので注意が必要だ。そういう場合はアッテネーターをONにして利得を低く調整する必要もあります。