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そちらのPCはSPEEDモードとSTAMINAモードの切り換えスイッチがあり、STAMINAにしている時はIntel HD Gpraphics4000だけを使用し、SPEEDにするとIntel HD Graphics4000とGeForce GT640LEのグラフィック負荷に応じた自動切り換え（NVIDIA Optimus機能が有効になる）になるはずです。

SPEEDにしてもIntel HD Graphics4000のままの場合、切り換え機能がきちんと働いていないことが考えられます。
レジストリの記載がおかしいのかも知れません。以下をご確認ください。（何かの拍子におかしくなることがあります）

キーボードの下段にあるWindowsマークのキーを押しながら「R」を押し、「ファイル名を指定して実行」を開き、
regedit

と入力してください。レジストリディタが起動します。
エクスプローラのようなフォルダツリー構造になっていますので、左側のツリーから以下のフォルダまで辿ってください。

HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREWow6432NodeMicrosoftWindows NTCurrentVersionWindows

最後の「Windows」フォルダをクリックすると、右側に「Appinit_Dlls」という項目があると思います。
その値が
C:WindowsSysWOW64
vinit.dll

以外になっている、もしくは値が無い、といったことはありませんか？
これ以外だった場合、上をコピペして、「Appinit_Dlls」の値に書き換えてください。（「Appinit_Dlls」をダブルクリックをすると、値の変更ができます）

ここがきちんと記載されていないと、自動切り換えのOptimus機能が働きません。

まず考えられるのはそこで、あと「NVIDIAコントロールパネル」の中で、GeForceの方を優先して使うように設定を変えてみてください。

「コントロールパネル」の中の「NVIDIAコントロールパネル」を開きます。
「3D設定」→「3D設定の管理」と開き、「グローバル設定」タブの中の、「優先するグラフィックプロセッサ」を「高パフォーマンス～」に変えてください。これでGeForceの方が優先して使われるようになります。

ですが、常にGeForceを使うようになる訳ではありません。Optimus機能の仕様上、優先という表現に留まります。それでも今までよりは切り換えの判断がよくなる可能性が高いです。

上のレジストリとこの設定を直したところで、ベンチマークを測ってみてください。

このOptimus機能を搭載したノートPCではそちらのこの現象と同様に、明らかに負荷が掛かっているはずなのに切り換わってないとしか思えない、といった話をよく聞きます。
Optimus機能は省電力性と必要な場面でのパフォーマンスを両立させた画期的な自動切り換えシステムのはずなのですが、実際にはそれほどうまくも機能しないようです。