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USBハブの全ポートに接続すれば、供給される電力も、各ポートに分散されます。供給元が何Aかは分かりませんが、規格通りなら500mA、多くても1A程度でしょう。 USBから充電する機器の中には、十分な電流が供給されないと、充電に入れないものもあります。S21HTは、運良く充電に入れたのではないでしょうか。また、仮に4台全て、充電に入れたとしても、充電時間が延びることは間違いありません。 USBハブを介して充電する場合は、ACアダプター付きのもので、かつACアダプター出力が十分に大きいものを使用してください。4台同時使用ならば、最低でも2Aは必要でしょう。※1台だけでも充電できないことについては、正確には分かりません。一般的に、ハブを介すると、合計供給電流が500mAから、350mA前後に低下することが知られていますので、それが原因なのかもしれません。(追記) 考えられる可能性は、セルフパワーハブでは電流供給過多になっているか、もしくはUSBハブ自体がiPhoneと相性が悪いかですね。 電流供給過多については、全ポート合計3500mAですから、これが1ポートに集中して、iPhone側が充電中止してしまったという考えです。ただ、この場合、iPhoneの充電回路が適切な充電制御を行なっていないか、余計な監視をしているか、いずれかになってしまいますので、可能性は低いとも思います。 iPhoneとUSBハブとの相性ですが、これについては、ネットでも様々な製品の相性問題が浮上しているようです。純正ケーブルではダメだった、サードパーティー製ケーブルなら出来た、あるいはその逆等々、一貫性がありません。はっきりしているのは、妙な相性問題があるということです。 iPhoneに限らず、Appleの携帯機器のUSB充電は、不思議な相性問題が散見されます。設計上の問題なのか、純正品を買わせようとするAppleの故意設計なのか、どちらにしてもユーザーには不便なことです。Appleには、これを解消しようという姿勢は見られないようですね。 USBハブを購入させてしまって申し訳ないのですが、相性問題だとするとお手上げです。スピーカー経由で充電していただくしかないかもしれません。あるいは、全て同時に充電し、接続順を変えてみれば、充電できるかもしれませんが、はっきりとしたことは言えません。 申し訳ないのですが、私に分かるのは以上です。