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東芝に一番操作が近いのは東芝…とか言うのはさておき、W56Tの不具合は搭載されているOSのKCP+が初期型のバージョン1であることが大きいようです。W56TでEZweb画面を開いてEZ設定→バージョン情報で出てくる情報を見るとその中の「K.」の後の数字が1になっているはずです。これがW56TのKCP+バージョンが1である証拠です。KCP+は最も基本的な部分なのでケータイアップデートでもバージョンアップはできません。現在の機種は京セラ（K007除く）とパンテックの機種以外は全てKCP+、あるいはKCP3.0（後述）をOSに使っています。W56Tと同じKCP+機なので基本的な操作は変わらないと思います。一方でKCP+のバージョンが上がって改良が進んでいるはいるもののW56Tほとではないにせよやはり動作が遅く感じるかもしれません。逆に言えば東芝の機種でもW56Tのような不具合はないはずです。それでも東芝以外がいいのなら、文字入力にW56Tと同じATOKを採用しているのはカシオの機種と京セラのK007です。日立や三洋もATOKでしたが、日立はカシオやNECと携帯電話事業が統合され、このところ日立ブランドの機種は出ていません。また三洋は携帯電話事業を京セラに譲渡しました。これまで旧KCP機のみを発売していた京セラからKCP+機のK007が出たのはそのためです。他のメーカーについてはソニーエリクソンの文字入力はPOBox、シャープ（のSH009以降の機種）と京セラはiWnnです。iWnnはATOKやPOBoxと比べて性能が一段落ちるとの評価でしたが、最近はだいぶ追い付いているようです。それでも「ごせんえん」と打つと「五線円」が変換候補に出たという報告があります。また処理速度を求めるのならスナップドラゴン（スナドラ）というチップセットを搭載した機種がいいと思います。搭載されているのはソニーエリクソンの機種だとS006、S005、S004、G11（iidaブランド）、東芝の機種だとT006、T004、X-RAY（iidaブランド）の7機種です。S004とT004以外の5機はWIN HIGH SPEEDというサービスに対応しており、通信速度も高速です。スナドラ搭載機種のOSは基本的にはKCP+と同じですが、特別にKCP3.0と呼ばれます。以上長くなりましたが、次の5機種から選ばれるといいと思います。・T006…スライド、もう1回だけ東芝、動作高速、カメラも東芝なりに高性能・S006…スライド、動作高速、カメラ高性能、文字入力POBox・CA006…折りたたみ（回転2軸）、動作そこそこ、カメラ高性能、文字入力ATOK・SH010…折りたたみ（回転2軸）、動作そこそこ、カメラ高性能、文字入力iWnn・S005…折りたたみ（2WAYオープン）、動作高速、カメラ中性能、文字入力POBoxまたソニーエリクソンと東芝以外のメーカーからも夏モデルでスナドラ搭載機が出るようですので、東芝以外でATOK、スナドラ搭載機がいいのなら夏モデル発表まで待ってもいいかもしれません。