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『55-200ミリ』という、やや望遠気味から相当な望遠までをカバーする望遠ズームが付くか付かないかの違いです。普段使いのほとんどのケースでは18-55ミリの標準レンズで間に合います。ですが、運動会のように離れた所のお子様を撮影するようなケースでは、標準レンズでは小さく写るお子様を1/6の距離まで近づいた（最望遠にした場合の理論的なお話です）ようにアップで写すことができます。価格差は1万円ちょいですので、まずはレンズキットで始められるという選択肢もあります。必要性が感じられたら、ヤフオクなどで新品を15000円くらいで買えますから、後で買い足すのもアリでしょう。あるいは、店頭で実機に触って確かめられれば良いですが・・・まともにレンズを単品で買うくらいなら、無駄になる可能性があっても、Wズームキットを買うべきです。正規にこのレンズを買うと、ヤフオクの倍くらいもします。Wズームキットの中身を単品販売する物ですから、かなりリーズナブルです。確かに望遠レンズ単体で買うなら、このキットレンズより良いものはありますが、その分本体より高額です。また、55-200を使った人間なら分かりますが、価格以上に優れたレンズです。軽量で手ぶれ補正もあり、写りも同クラスのレンズではトップクラスです。D3000は、機能を取り除いたのではなく、デジタル一眼レフの基本と思ってください。今風のデジタル一眼レフとの大きな違いは、・ライブビュー撮影ができない・動画撮影ができないこれらです。この2つの機能は、デジタル一眼レフにコンパクトデジカメの機能を取り込んだもので、一眼レフカメラの基本からは少し外れた便利機能ですから、動画撮影をしないのなら気にならない機能です。一眼レフの動画機能は、画は綺麗ですが使い勝手が悪く、映像関係の勉強をされる学生さんなどに歓迎されますが、普段のビデオ撮影には使い辛さが気になります。ライブビューは、ピントが合う速度が恐ろしく遅くなります。シャッターチャンスを考えれば、使い物になりません。動きが少ないものやマクロ撮影などでは、利点もありますが・・・D3000は安価ですが信用のできるメーカの製品ですし、拡張性もあります。高機能ではありませんが、デジタル一眼レフの基本に忠実で、入門者に優しいガイドも付いています。このカメラが不満になるほど使いこなされたら、上級機に買い替えれば良いのです。