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300Cですか、いい車ですね。
メルセデスベンツの足回りとシャシーを使ったアメ車ということで、クオリティーは高そうです。
しかし、良い部分もあれば当然悪い部分もありますね。サスペンションのダンパーは日本車と比べるまでもなく早く劣化しますし、他の消耗品も。
となれば中古で買って、メンテナンスに浮いた費用を当てるのも一つの手段です。アメ車に強いショップなどでは、壊れやすい、もしくは換えておいた方がいい箇所のノウハウがあり、ツボを押さえた初期整備により、新車を買っていつどうなるか分からない状態よりも断然安心できます。

外車で一番怖いのは、乗っている人が国産と同じ感覚でいることです。それは「外車は壊れる」ではなく、気づかない使い方にあります。そういった意味からも、良いショップとつきあっていくことは大切ですね。5リッターのSクラスで毎日渋滞にはまっていたら、大量の熱でエンジンルームのゴム部品や樹脂が痛むのは当然、それを中古で買って乗りっぱなしにしていたら壊れるのも当然です。そういうのを分かっているショップを見つけることが大切です。新車でも中古でも。

前置きが長くなりましたが、私個人としてはあまりアメ車を新車で買うのはおすすめできませんね。上記のように、整備済みのほうが逆に安心であるのと、下取りが異様に安いことが理由です。600万クラスの新車が、ほんの数年で200万を切るような状況ですので、それなら程度の良い中古を探して、整備費用をかけたほうが長くつき合えると思いますよ。こう言ってはなんなんですが、新車だから壊れないわけではありませんので...。ブレーキ、サス、ホイール、タイヤ、オーディオ、と交換しても100万はかかりませんから。新車との価格差を考慮して、考えてみてください。