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当方、アメ車（シボレーエクスプレス）乗りです。
（ダッジではありませんが、シボレーの同等の車両です。）

★94年式となると、機関部も傷んでいる可能性が高くなります。
新車並行車（新車で日本に輸入された）であれば、メーターの走行距離は正しいと思います。
中古並行車（アメリカで登録されて中古として日本に運ばれた）であれば、走行距離は当てになりません。
また、15年も経過した車両ですから、今までのメンテナンス次第で良くも悪くも変化します。
（当方のエクスプレスも96年式ですが、新車並行車両の為、日常の足として使用しています。）

※修理についてですが、アメ車は元々丈夫に出来ています。定期的なメンテナンスと、故障部品の交換で国産車と比べ物にならないほど長く乗れるのが特徴です。
※ご主人が、アメ車の経験があるのならば“どういったところが壊れやすい”と言う事も分かると思いますが、国産車しか経験が無ければ日常の使用では苦労があると思います。（日常のメンテナンスについても多少の知識があるなら、どうにか乗り越えられるでしょう）

私の愛車も4年間の間に
①燃料ポンプ交換（部品代約8万）×2回
②エアコンコンプレッサー破損（部品代約25万）×1回
③パワーウインドウモーター破損（部品代約２万）×2回
と言ったところです。

①②のエンジン系統は、アメ車専門修理工場にて。
③のエンジン以外は、自分で修理することで工賃を安く済ませています。


★燃費についてですが・・・
当方のエクスプレス（5700cc、重さ3トン超）で、街乗り６km/L（レギュラー）です。
※ダッジも、ほぼ同じくらいだと思います。


★通勤使用について・・・
私も、普段の通勤（片道２５km）に使用しています。
週末にお出かけ（日帰りで２５０km程度）を含め、１週間で約７０L使用します。

→通勤（片道８km）だけなら、２万円で十分でしょう。


★部品代ですが・・・
入手方法で、だいぶ差が出ます。

①まず“必要な部品”が国内にある場合と、無い場合があります。
・国内にある場合、それを使用すれば修理はスムーズに行われます。
・部品が無い場合、場合によっては２ヶ月程度待たないといけない場合もあります。

②部品の価格。
国内在庫されている部品は思った以上に高価です。
（先程書いた“私の修理経歴の部品”は国内最低価格だと思ってください。）

純正部品を使わず“リビルト部品”（中古部品を解体し、再度組みなおした物）を使用しても、純正部品の約７割の価格です。

純正部品を安く仕入れるには、個人輸入しかありません。
当方がアメリカ本国から部品を輸入した場合、航空便の送料を含めても“国内価格の半額以下”で入手できました。
日数としても約１週間で届きます。


【結論】
まず、アメ車と言うものをきちんと理解してから、購入されたほうがいいと思います。

シボレー車の特徴に例えると・・・
①パワーウインドウモーターは動かなくなったら交換。
(アメリカの考え方では、“消耗部品”)
②燃料タンクは半分以下にするべからず。
（燃料ポンプはガソリンに沈めた状態で冷却する。ガス欠にする事でモーターが焼けて膨大な修理金額がかかる）
③エアコンが逝ってしまったら、最低２５万コース。
(古いアメ車は、ガスが漏れるだけでは済まないと思った方が良い)

当方も今のエクスプレスに乗る前に、シボレーアストロ（初めてのアメ車）に７年間乗っていました。
単なる憧れだけでアメ車を購入すると、故障に悩まされ維持できなくなります。
現在では、（多少の故障も含めて）楽しいアメ車ライフを送っています。

国産車に無い大きさ（広さ）と、エンジンのトルク感が最高です。

国産車でエアロをつけてドレスアップしたり、爆音マフラーに交換したり、目立とうと乱暴な運転をしたり・・・
いずれもバカバカしく思えます。
アメ車には存在感と言うか、“気持ちのゆとり”まで与えてくれます。