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詳しいかどうかはわかりませんが・・・人間が立体（遠近）を感じる事は経験に基づき作られていく後天性の感覚だと言う事、感覚は数種類あり、複合的に使っており人によって使用する感覚のバランスが違う事、等があります。リアルな世界で眼球の情報から脳は下記感覚を複合的に解析して立体視を実現しています。両眼視差 左右で見える視界の差を判断材料にされています。３Ｄテレビではこの感覚で立体視にしています。両眼輻輳 両目の角度で距離を感じる近い物を見るときに目が寄る角度ですね。これが働くと３Ｄテレビは見難いです。両眼フォーカス ピント合わせの距離で遠近を感じます。これも働くと３Ｄテレビは見難いです。運動視差 横切る時に手前なら早く遠くなら遅いと言う２Ｄでも使用されている手法です。上記感覚のうち３Ｄテレビは両眼視差と運動視差の２つしか使っていません。他の感覚が強い人ほど３Ｄテレビは見にくい事になります。馴れて使わない感覚をオフにする３Ｄテレビ鑑賞モードを脳に作りましょう。残念ながらオフにする感覚がある位で３Ｄテレビモードの感覚は鍛えられてもリアルに役に立ちそうにはありませんね。それどころかオフ機能を保管する為に遠近感の強調までされてますので・・・人の脳は面白い物で脳内に色んなモードを作って切り替えてます。例えば写真を見るとき等ですが、紙で写真のＬサイズで見る時、写真をパソコンのディスプレイで見る時で解像度のモードが脳内で切り替わってます。パソコンのディスプレイで綺麗に見えた画像を写真で見ると荒くて汚いと言う人が多いです。これは写真を見る脳の基準モード（高精細で彩度が高い）とパソコン等のディスプレイを見る脳の基準モード（テレビが非常に綺麗になったレベル）が違うせいなのです。似た体験、経験を繰り返す事で、馴れ、感覚を身につけることができます。