グラフィックスボードがQuadroFX5600なのはゲーム向きではないですね。
ゲームの多くは、DirectXというAPIをベースに製作されています。DirectXに最適化されているのはQuadroFXではなくGeForce。QuadroFXは高価ですが、DirectXではなく、OpenGLというAPIに最適化されているもので、3D CGを作製するために特化したGPUです。
ので、ゲーム用途の場合は50000円で買えるGeForce GTX480のほうがずーっと上です。
QuadroFX5600が高価なのは、単に古いのと、仕入れ価格に依存するものであって、性能が一番高いからではありません。QuadroFX5600よりも、FX5800のほうが高性能ですし、新しく出たQuadro4000はもっと高性能ですね。
Quadro4000は一枚10万円前後です。
http://kakaku.com/item/K0000136300/SPが256個なので、QuadroFX5800(SP240)よりも多いですね。
Quadroで一番性能が高いのはQuadro6000で、SPが448個もありますが、今のところこれを搭載したグラフィックスボードは日本では発売されていません。
ELSAというサブベンダーからそのうち発売されると思いますが、価格はやっぱり50万円前後でしょう。
あ、あとNVIDIAの場合はCFXではなくSLIといいます。CFXはRADEONやFireProといった、AMDのGPUで行うものです。
あと、そのマザーなら、普通はCorei7ではなくXeonを使います。
メモリは、そんなに積んでもアプリケーションがそれほどの大容量メモリを使いきれません。
HDDは、貯蔵庫として、つまり多くの人間が使うファイルサーバーとしてなら大容量もわかりますが、10TBは無意味なだけです。速さを考えるならSSDを使うでしょうし。
電源は、とりあえず1000Wクラスなら不足することはありません。
http://kakaku.com/item/05901411125/保証期間が長く、割と高性能なものでもこんな値段で買えます。
市販はされてないですね。
自作で道楽で作るぐらいじゃないですか?
あとはCG製作用。
その構成だと、ゲームをやる分には30万円のゲーミングPCにかなわないと思いますよ。