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室内温度が下がらないのは、部屋の冷房負荷がエアコンの冷房能力を上回っているという事です。
その原因は、エアコンの能力に対して部屋の冷房負荷が多過ぎるのか、エアコン本来の能力が出ていないのかのどちらかとなります。
過去の質問を見ると部屋の冷房負荷が多過ぎる状態ではなさそうですから、
費用の事はとりあえず置いといて、メーカーに調査を依頼した方が良いと思います。

その結果エアコンの能力が出ていないという事であればその原因を明確にし、
販売・設置を行った業者に修理を依頼すれば良いでしょう。
もし、エアコンに問題が無いという見解でしたら、室内温度が下がらない理由を聞き、納得できる回答が得られなければ測定したデーターを提出してもらい、
それを基にメーカーの「お客様相談係」のような部署に再度見解を求めては如何でしょう。
安いエアコンではありませんから納得できる回答が得られなければ簡単には引き下がれないでしょう。

≪参考までに≫
メーカーが言ってる＜温度差10℃＞は、最低のボーダーラインですから、それが全ての運転状態で当てはまるとは限りません。
吸込み温度が30℃位なら温度差が15℃ぐらいあっても良いはずですので、吸入ガス温度が既定の数値まで下がってない可能性がありますね。
つまり室内機熱交換器内部のガス温度が基準値よりも高い状態です。
原因は色々考えられますが、一番可能性が高いのは工事ミスです。
真空引きをしなかった・配管内への異物混入（ゴミ等）・配管のつぶれや折れ。
勿論、エアコン自体の初期不良も皆無ではありませんし、想定される原因も沢山あります。

≪主なデータ≫
●室内温度・湿度、屋外温度・湿度
●コンプレッサーの吐出・吸入温度
●運転電流(A)・供給電圧(V)
●運転圧力（高圧・低圧）
●室外機の吸込み・吹出し温度
●室内機の吸込み・吹出し温度
●室内機の風量
●室内機電子機膨張弁の動作状況
※最低でも以上のデータをインバーター制御数値と共に計測。

PS： 一歩前進！ 解決に近付いて良かったですね＾＾