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＞レクサスNXはより安い2.0LNA車が今後設定されないのですか？
当面は、無いでしょうね。
理由は、現在のラインナップでも売れ行きが絶好調だからです。

＞RXは登場当時は3.5Lとハイブリッドのみでしたが、後に2.7Lが追加されました。
RXに270が設定されている国と設定されていない国の販売台数を見れば、よりレクサスの営業戦略が見えてきます。
RXは元々北米の為に開発された車種であり、現在でも北米ではレクサスのラインナップ1のベストセラーカーです。販売が好調な北米では450hと350の設定しかありません。
対して、より安価なハリアーを並売する日本や、欧州車信仰の強いロシアでは、RXの販売台数は著しくなく廉価版の270が追加設定されてます。

この事からNXの廉価版2.0NAグレードの追加も、先々の売れ行き次第ということになります。
現状では、今発注しても納期は来年4月～5月という状況ですので、劣化版の必要性は無い、という判断になります。

NX200(NA)の追加があるとすると、
①来年秋にフルモデルチェンジが予定されているRXの200tがかなり安価な設定になれば、多少、NXの過熱人気も落ち着く可能性があるかもしれません。RX200tとの差別化の意味で、NX200があってもおかしくないですが、NXがレクサスのラインナップ中最も安価なSUVである限り、廉価版の追加の可能性は薄いと思います。

②2017年に予定しているCTのフルモデルチェンジで、レクサスの最新型入門車種のポジションはNXからCTに移ります。当然、SUVに拘らない低予算レクサス志向者はNXよりもCTを選択する筈ですから、NXの販売台数は大きく落ち込む可能性があります。落ち込んだNXの販売台数を、レクサス国内営業部が「問題あり」と考えれば廉価版を投入するでしょうし、「これが適正」と判断すれば現状のままです。噂されている、CTよりも安価な車種(AS？)が投入された場合も、同様の事が言えますね。

丁度時間が空いたので、少し書き過ぎました。