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コンパクトデジカメで光学10倍ズームを
謳っている機種の焦点距離を確認しましたが、
35mm判換算で280～380mm位が多いようでした。

EF-S55-250mm F4-5.6 IS（同：88～400mm）だと、
光学10倍ズームの最望遠と比べて、同じぐらいか、
それより少し望遠になる、ということになりますね。
（ただし、広角は3倍ズームにあたるところから。）

35mm判換算で400mmというと、
私の手で、親指と人差し指で丸をつくって、
腕を一杯伸ばしたときに、丸の内側が写るぐらいです。

EF-S18-55mm F4.5-5.6 ISの場合には、
広角側がほとんど同じで、望遠が3倍までということになります。

他の回答にありますとおり、○○倍、というのは、
画角（ズームの量）を表す単位ではなく、
一番広角で撮影したときと、
一番望遠で撮影したときの差を表すものです。
単純に○○倍と書かれていても、どのくらい望遠になるのかは分かりません。
レンズの画角は35mm判換算（=35mmフィルムサイズのセンサーを使用したとき）の、
焦点距離で表すのが一般的で、この数値が50mmの時が、
人間の目で見たときとだいたい同じ画角になります。

デジタル一眼レフカメラのセンサーは、
一部のプロ向けの機種を除き、
35mmフィルムよりも小さいサイズのものを使っているので
焦点距離は同じでも、画角が狭く（望遠に）なります。
カメラの機種によって違いますが、EOS Kiss X2の場合、
35mmフィルムを利用したカメラで焦点距離が1.6倍のレンズを使用したときと、
同じ画角になります。（35mmフィルムカメラで焦点距離が88mmで撮影したときと、
EOS Kiss X2で焦点距離が55mmで撮影したときで、画角が同じになる。）
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ちなみに、F3.5-5.6とかいうのは、F値と言って、
この数値が小さい方が明るく撮影することができます。
F1.4とかF2とか。F3.5-5.6という表記の場合、
広角側ではF3.5、望遠側ではF5.6になることを示しています。

「EF-S」はデジカメ用のレンズを意味し、
「IS」は手ぶれ補正機能を意味します。