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色空間を揃えるだけでは不十分です。色空間の一致はあくまでも色再現の出発点であって、ゴールではありません。

キャリブレーターを別途購入し、入口のカメラからディスプレイ、出口のプリンターまでカラー・マネージメントをして下さい。カラー・マネージメントをしない限り、ディスプレイとプリンターの色味が異なるのはごく当たり前のことです。もちろん、すべての機器がキャリブレーターに対応可能なことが前提です。それが保証されないのなら、カラー・マネージメントはできません。

カラー・マネージメントをしないのなら、印刷時のパラメータを自分で変化させながら追い込んでいくしかありません。このときのポイントは変化させるパラメータは1つに限定すること。複数のパラメータを同時に変化させるとどのパラメータが効いたのかわからなくなります。また、インクや用紙などの消耗品費も馬鹿にならないので注意が必要。

そうそう、Mac OS Xのシステム環境設定のディスプレイでディスプレイの知覚的な簡易キャリブレーションは可能です。出荷時は大抵9300Kという青白い色温度に設定されているので、実際より赤みが少なく表示されているはずです。このキャリブレーションを行なうことで、青白さが軽減された色味で表示されるようになるはずです。もちろん、色温度は6500Kか5500Kに設定で。