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IOSではなくISO（国際標準化機構）感度ですよ。

それはさておき、先の回答者様のお答えのとおり、まず、F9が必要なのか再考してみだください。
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS は、広角端でF3.5、望遠端でF5.6まで絞りを開けることができます。

1/10 F9 ISO800
これの絞りをF6.3にできれば、＋1EV（1段）ぶん稼げます。
絞り（レンズの口径）を大きくして光の通り道を広くしたわけです。
＋1EVはセンサーに届く光の量が倍（-1EVなら半分）になるということです。
そのぶん、シャッタースピードやISO感度にまわすことができます。
（ちなみにF値が1/√2＝1/1.4で+1EV。1/2で+2EV。√2＝1.4倍で-1EV。2倍で-2EV。）

つまり、
1/20 F6.3 ISO800
（絞りで＋1EVしたぶん、シャッタースピードを倍に上げて-1EV。トータルでは±0EV。）
あるいは
1/10 F6.3 ISO400
（絞りで＋1EVしたぶん、ISO感度を半分にして-1EV。トータルでは±0EV。）

で同様の露出（明るさ）で撮影できます。

F4.5にできれば2EV（2段）ぶん稼げます。
1/40 F4.5 ISO800
1/20 F4.5 ISO400
1/10 F4.5 ISO200
とかで撮影できます。

F2.2では？F4.5よりさらに2EV稼げます。
1/160 F2.2 ISO800
1/80 F2.2 ISO400
1/40 F2.2 ISO200
1/20 F2.2 ISO100
で撮影できますね。

50㎜F1.8だと、絞り開放でF1.8にできますから、もう少しシャッタースピードを上げるかISO感度を下げるかができます。
開放F値の小さな明るいレンズは、暗所撮影ではたのもしい味方になってくれます。

注意すべきことは、絞りをどんどん開いて（F値を小さくして）いくと、被写界深度が浅くなり、ピントの合う範囲が狭くなって手前や背景が大きくボケてきますので、ピント合わせがシビアになってきます。
ですので、絞りは開けば良いというものでもありませんが、暗い所で三脚やストロボを使えないのであれば、仕方ありません。

ISO感度を上げるか（高感度ノイズが増える）、
絞りを開くか（被写界深度が浅くなり、ピントがシビアになる＝ピンボケの危険性が上がる）、
シャッタースピードを遅くするか（手振れ・動きブレの危険性が上がる）。

暗いところでの撮影は、この3択からどれかを選ばなければなりません。条件が悪ければ、どれかひとつではなく、すべて選ばないといけないこともあるでしょう。

本当は、シャッタースピード1/200秒とか1/100秒とかで撮影したいんですけどね。せめて1/50秒。
あと、カメラの構え方は大事です。
脇をしめて、しっかりカメラをホールドして手振れを少しでも減らしてください。
すぐ近くに動かないものがあるなら、それにカメラや体押し当てて撮影すれば、多少は手振れも軽減しますよ。