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①～③みたいなことはない。まちがない

てか Nexus7でもそこまであからさまに動作が悪化するのかいな。そりゃ知らなかった。
一般的に「Androidタブレットは購入直後はいいが、アプリをたくさん入れて使い込んで行くうちにどんどん動作が悪くなり、バッテリー持ちも悪化する」とは言われている
それは結局アプリのバックグラウンド動作に対する OSの制御が緩い事が原因だ。ただしその「緩さ」がカスタマイズの自由さや、機能のバラエティを向上させているわけだから、メリットとデメリットは裏腹になっている

アップルの iOSはアプリの振る舞いに対する制御が厳しい。だから自由度が低くカスタマイズの幅が狭い。グレーゾーンのちょっとアレなアプリも存在しない。アプリがバックグラウンドに回ると、動作が停止させられてしまうことが多い。バックグラウンドで便利機能を提供するアプリがほとんどない

しかしそのおかげで、アプリを 1000個くらいインストールしても動作が悪化しない。バッテリー持ちが極端に悪くなるようなことはない。長い期間使っていても、あまり動作や安定性が悪化しない
（充電は専用アダプタがついてくるので、それで充電すると早い）
重いアプリで動作が緩慢になったとしても、タッチパネルの反応はあまり影響を受けない。そのように OSがデザインされている。だから誤操作が少ない。イライラせずに済む

iPadはタッチパネルを操作をしているだけで快感を感じる。Andoridタブレットは操作をしているだけで苦痛を感じる。この差は非常に大きいのだが、実際に両方をある程度の期間使ってみないとなかなか理解できない。どうしても無意味なハードウェアスペックの方に目が行ってしまう


iPadは自由度が低い。それはデメリットだが、それが故に動作が安定していて機敏だ。ハードウェアスペックの仕様を単純に比較すれば、高性能には見えない。しかし実際の操作感は単純なスペックとは異なってくる
Androidタブレットはスペック的には優秀で高速動作が期待できる気がするが、実際に使っていくと急速に操作感が悪化して行く


iPadはパソコンと連携利用すると利便が向上する。パソコン上の iTunesで膨大なコンテンツを管理し、アップルの各種サービスとの橋渡しをする。そうすることでタブレットの負担を軽減し、少ない容量を有効活用できる

Andoridタブレットにはそういう仕掛けがない。ユーザーが自分自身でデータやファイルを PC側に退避する事はできる。しかしそれはユーザー自身による個別の作業だからスキルを要する。アップルの iTunesのような総合的なコンテンツ管理の仕組みやオンラインサービスがない

Androidタブレットは単独で Wi-Fi経由で、メーカーが提供するサービスを活用する。だから使い勝手はあまり良くない。iPadも同じ利用方法ができるが、分かりやすさや操作感はアップルのサービスの方が上だ


iPad miniは２種類ある。Retinaモデルと粗い解像度の旧モデル。Retinaモデルは価格は高いが画面の美しさは圧倒的。それに処理応力も非常に優秀。だから次期の iOS8にも余裕で対応できる。旧モデルは安価だが処理能力的に将来に不安がある。購入するなら Retinaモデルを推奨したい
http://store.apple.com/jp/browse/home/specialdeals/ipad

miniの欠点は、ちょっと価格が高めなこと。グレーゾーンのアレなアプリがほとんど存在しないこと。防水性が皆無なこと。SDカードなどが使えないこと（それに変わるオプション機器は存在するが）。そのくらいだろうか。本当に欠点の少ない製品だと思う