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プリンタの修理屋です。

質問の主旨が良くわかりません。

購入したプリンタが保証期間内に故障→メーカーで修理した

このこと自体は、至って普通の事です。

もし、購入した商品が故障するなんて許せないという事でしたら、それは考え違いです。
絶対に故障しない機器でしたら、本来保証なんてつける必要がないからです。
人間という非常に不完全な生き物が作ったものですから、機械も不完全です。

ある程度の割合で必ず不具合のあるものは出るという事は覚悟すべきですし、それがたまたま自分のところで発生したというだけ。
保証期間内に発生して幸いだったと考えるほうが良いと思います。


もうひとつ、明らかに発生率が多い場合はリコールをかけますが、それ以外の故障は通常の故障として扱います。
メーカーにクレームの状況を聞いても教えてくれません。

修理は完了したのでしょうか？
そのときに必ず伝票が付いてきます。
そこに修理内容も記載されていますから、それを見れば具体的な故障内容もわかるでしょう。
再故障の保証書にもなっているはずですから、保管しておいてください。
おそらく本体の保証のほうが長いでしょうけど、再故障になれば送料がメーカーもちになる可能性は高いですから。


文字が二重になるだけでは、故障原因を特定しにくいですけど、他の方が言われている「エンコーダーフィルム」の汚れの可能性は高いですね。
これは全機種で起こりうるトラブルです。
汚れ方がきついと「５１００」なんていうエラーを発生します。
このエラーは、何らかの原因で内部の潤滑用のグリスがフィルムに付着してしまうというのが多く、詰まった紙を取り除くときに触ってしまうというのが多いようです。

また、今回は違うと思いますけど、詰め替えインクなどを使っていると、それがこぼれて汚してしまうこともあります。


このフィルムは半透明のグレーに見えますけど、実は縦に細い線をいっぱい印刷しています。
それをキャリッジ（インクを取り付ける部分）にセットした透過型の光センサで読取ります。
移動するときに線の本数をカウントすると、移動距離や速度の情報が得られます。
そこに汚れが付くと読取が不正になり、その部分は飛んでしまいます。
文字の場合は往復印字をしていますので、行きと帰りでは飛ぶ方向が逆になって、文字が二重になったように印刷されるはずです。