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下記は「あかつき」のリチウムイオン電池運用法です。

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コラム：衛星専用として開発されたリチウムイオンバッテリ
「あかつき」は、光が当たらない夜の期間、内部に搭載したリチウムイオン電池で動きます。この電池は満充電に近いほど劣化が速く進んでしまいます。そこで、できるだけ充電をしないようにしながら運用を続けています。例えば地球から金星へ向かう軌道では夜の期間はありませんので、緊急時に対応できる40%程度の充電状態にとどめます。金星に到着すると、今度は昼と夜が交互にやってきますが、夜の期間を維持できる電力しか充電しません。電池は探査機の生命線ですから、こうしてできるだけ長持ちするように使っていきます。
----------ここまで引用----------
www.jaxa.jp/countdown/f17/special/faq2_j.html

使う分だけ充電して、必要以上には充電しないのが正しい運用法です。

リチウムイオン電池が痛む要因は２つあります。

・高い充電率が継続する
・熱にさらされる

上の選択肢の中では(1)がベストです。理由は次のとおりです。

・(2)、(3)、(4)でAC電源でPCを使うと、ついハイパフォーマンスモードで使ってしまうので、PCからの発熱が多い
・(3)、(4)では50%以上の充電率が継続する

個人的には

(5)いたわり充電50%設定で、50%まで充電後、AC電源を抜いて使用。
5%くらいまで使い、充電する。充電中は使わない。

をオススメします。これが上の「あかつき」の運用法に最も近いでしょう。

●１００％充電をしない。いたわり充電をする。あなたが、書いている④がベスト！
次に良いのが、③です。
●定期的にバッテリで使用する。１ヶ月に１回程度、バッテリ切れのメッセージが出るまで使用する。
●充放電の繰り返し（こまめな変動）はしない。逆効果。
●パソコンを長期間、旅行などで使用しない時はバッテリを外しておく。
このとき、バッテリの残量を20〜50％にしておく。
外した後は、高温・高湿を避けて保管する。室温が最適。

※約３００回の充放電で劣化が始まると言われています。
ですから、携帯電話やスマホのバッテリはすぐに寿命が来てしまいます。
だからといって、長期間バッテリを使用しないのも、劣化の原因です。

最近のバッテリは丈夫になっていますので、そんなに心配しなくていいと思います。