プリンタの修理屋です。
専門外のメーカーですので、あくまでも一般論として・・・・
(1).用紙の厚さというのは厄介な表示で、実は厚さではなく重量で表されます。同じ密度とすれば厚さと重量は比例しますので。
表示方法は2通りあり、これも厄介。
Kgで表示されるものは、その用紙、1000枚分の重量と言う意味ですが、面積も変われば重量も変わります。
一般的に「四六版」と言うサイズで表示されるとの事。
55Kgと表示されているものが、64g/㎡です。
http://www.bokuden.or.jp/~orikami/papars/paperkg.html単純に比例関係は成立するはずですから、
110Kg → 128g/㎡、135Kg → 157g/㎡ となります。
使えると判断して良いでしょう。
ただし、使用するときには、厚紙モードなどを設定する必要はあると思います。
定着器の熱が紙に食われてトナーの温度が上がらず、定着不良を起こすことがあり、常識的な機種であればドライバの設定があるはずです。
(2).メーカーとして使用可能といっていても、耐久性に関しては別。給紙部、搬送部などにかかる負担は増えますので、加速度的に悪くなると思ってよいですね。
詰まっても修理をすれば直るものなので、どのくらいかかかるのか、事前に確認したほうがよいです。
メーカーによっては拠点が少なく、出張費がべらぼうに高くなることがあります。
A3のレーザープリンタは、普通紙だけであれば30万ページ以上持つのが当たり前なのですけど、いろんな用紙を通すために数万ページで給紙ローラーを交換することもあります。
どのくらい印刷するのか、それは大きな問題です。
(4).インクジェットプリンタと異なり、トラブルは少ないのですけど、もし不良品に当たると電気系が全部パーになることもありました。非常に少ない事例ですけどね。
これも、使用量を計算して考えれば良いと思います。
メーカー純正のリサイクル品もありますので、それを選択するという手もありますね。
B4はA4に対して面積が約1.5倍になります。
漫画といっても色々あると思いますけど、印字比率を50%程度あると考えればよいでしょうか?
6,000ページ印刷できるカートリッジの場合(A4で約5%)、計算上400枚となります。
週刊誌の連載でも1回当たり20ページ程度(?、全く素人ですので)とすれば、20週分、半年弱となります。
試し刷りなども含めれば4か月分程度でしょうか?
このあたりは、計算されてみるとよいでしょう。
(5).この機種は生産終了した機種となっています。それでも良いのでしょうか?
使用目的としては、かなり特殊な部類に入りますので、簡単には機種をお勧めできませんけど、同業のからがどのような機種を使われていて、評価がどうなのか、そういう情報があると良いかも。