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絞りやシャッタースピードの調整、フォーカスの合わせ方など、カメラの難しいことが分からなくても撮れるのが初心者用カメラで、全自動撮影やオートフォーカスは初心者でも簡単に撮影しやすいようにアシストしてくれます。
ですが手ぶれ補正に関してだけは、初心者だから手ぶれ補正付きの方が良い、という考え方は改めた方が良いと思います。

手ぶれ補正はいい加減に構えても綺麗に撮れる機能、ではありません。
どんなに手ぶれ補正が効いていても、カメラの構え方がしっかりしていなければブレ写真になります。
ブレ写真にならないような、基本的なカメラのホールドの仕方は難しいものではないですし、脇をしめてカメラをしっかり構える最低限の努力はしましょう。

一般に手ぶれ補正が必要になってくるのは100ミリを超える望遠撮影です。
そのクラスになるとどんなに写真が上手なプロでも手ぶれの影響は避けられず、そのために多くの望遠系レンズには手ぶれ補正がついています。
標準的な画角では手ぶれ補正がなくても問題にならないレベルです。

画質的には、上記の２つのレンズはそれほど際立った差異はないでしょう。
B005は画質の評価も高いです。
人によってはCanonの17-55 2.8よりB005の画質の方が良いという方もいます。
それこそ写真だけで二つのレンズを判別するテストをやったら、等倍で厳密に調べない限りたぶん判別は無理でしょう。
純正の利点は、手ぶれ補正がついていることと、AFが高速・静粛なこと、それと純正という安心感です。
AFの高速性については動体を追う場合は必要になってきます。
動きもの（鳥・乗り物など）も多く撮る場合はCanonの方が使い勝手は良いと思われますが、それが必要ないのであれば、タムロンで十分だと思います。


補足を受けて訂正します：
同じタムロンの
SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical IF (A16)
と混同しておりました。
失礼しました。

B005は手ぶれ補正付です。
ただ、手ぶれ補正がないA16の方がさらに画質の評判は高いです。

タムロンは、型番にVCが入っているものが手ぶれ補正付、キヤノンは型番にISが入っているものが手ぶれ補正付です。
この規則に例外はありませんので、EF-S17-55 2.8 IS USMも間違いなく手ぶれ補正は付いています。