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1年使用したら、ぜひ全自動モード（緑のマーク）ではなく、Pモード（プログラムAE）で使って頂きたいです…勿体ない。

一眼レフカメラには、ピントを合わせられるポイント（測距点・AFフレームともいいます）が何点か備わっています。
Kiss X4の場合は9点です。ファインダーをのぞくと、黒い小さな四角が9個見えると思います。
全自動モードの場合は、無条件でこの9個でピントをどこに合わせるか判断して合わせます。基本的にはいちばんカメラに近いポイントで合わせるようになることが多いです。
そうすると、どこか1点でも、手前のお客さんの頭にかかっていたら、そこにピントを合わせようと動いてしまいます。

全自動モード・シーンモード以外（P・Tv・Av・Mなど）では「9点全部でピント合わせをする」「9個のうち任意の1点でピント合わせをする」というのが選べ、もちろんピント合わせするポイントも選べます。
使いやすいのは、中央1点のみにして、写したい物にまず中央の点をあわせてシャッター半押ししてピント合わせをして、それからフレーミングを変えるという方法です。（よく使われる手法です）

プロ用の一眼レフカメラには、AFフレームが45点や51点なんて機種もありますが、意図しないところにピントが合うのを嫌って、大抵のプロは中央1点のみで使っています。