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予算があるなら純正で良いと思います。

また、ご希望のレンズにIS、つまり手ブレ補正機能がついていない理由として、望遠に比べ広角って、本来手ブレが目立ちにくいということもあります。
ましてや、F2.87通しの明るい大口径広角ズームレンズなんですから、キチンとした構え方が出来ているのであれば、それほど苦にならないと思います。
逆に言えば、広角側で手ブレが目立つような写真しか撮れないとなると、構え方の基礎が出来ていないからという事になりますので、きちんとした構えを覚える良い機会だと思いますよ。
極端な話し、フィルムの頃は手ブレ補正なんてなかったんです。
デジタルになって手ブレに対して神経質になる人ほど、手ブレ補正機能を重視しますが、本来、手ブレ補正機能とは、焦点距離・シャッタースピードの関係が分かっていれば、広角で重要視する必要がないものだと理解できると思います。

手ブレの基本的な考え方では、きちんと下構えが出来ている上で、「シャッタースピードが【1/焦点距離】よりも早ければ手ブレしない」というものです。
つまり、フルサイズで焦点距離16mmであれば、1/16秒のシャッタースピードが確保出来ていれば、手ブレは目立たないはずです。
この焦点距離とシャッタースピードで手ブレが目立つということは、構えがなってないということの裏返しです。

※APS-Cサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフ（デジタル一眼・ミラーレスを含む）では、35mm換算をした値です。

対してシグマやタムロンなどのレンズメーカー製の場合、純正レンズが手ブレ補正を付けてこないから、手ブレ補正を付けて売ったほうが売れるという商売上の理由があって搭載してくるわけですから、その当たりを間違えないようにして下さい。