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いろいろありますが，一番違うのは色収差でしょうね。
昔，学校で，プリズムで虹を作る実験をするか，教科書で見た覚えがあると思います。
レンズって，プリズムの効果もあるんです。
安いレンズは光が虹のように分かれて滲んでしまうんですね。
（だいぶ簡単に書いていますよ）

それと材質です。
CANONのLレンズだと，人工蛍石を使っていると思われます。
シグマでも，レンズの素材や製法で，非球面レンズを設計していたり，特殊低分散レンズを使ったりしているものは値が上がっていきます。

それから，駆動方式。
CANONのレンズは，レンズないモーターですから，駆動性能がレンズ内臓のモーターに依存します。
このモーターのサイズや方式，トルクなどによっても値段が違います。

細かく書けばいろいろ，いろいろありますが・・・
ごくごく簡単に，こんなもんです。

今のデジカメって言うのは、実は目で見てすぐわかるほどの描画の違いって、あんまり無いんですよ。
一眼か、廉価のコンパクトカメラかぐらいなら、映像を見てわかるものがあるかも知れませんけどね。
私も、フィルムカメラの時はBigMINIからFM2、AE1P、EOS5、EOS１N、MAMIYA645SP、PENTAX６７まで持ってましたけどね。
それぞれ使い道がありましたからね。

カメラも道具ですから、最終成果物の用途で使い分けなきゃだめなんですよ。
そこのところがわかっていないカメラオタクが世の中にはあふれていますからね。
カメラの性能云々は、目的に応じて選ぶんです。
サービスプリントサイズで、パソコン出力しかしない人は、KISSですらオーバークオリティですね。
雑誌のカラー写真ぐらいだと、EOS４０D,５０Dでも充分です。
A3くらいまでのカタログやパンフレットの写真なら、５D、７Dでも遜色はないですね。
ポスターにしたり、高精細のグラビア印刷とかにしたいなら１Ⅴでしょうか。
日頃、子どもの顔を記録で撮ったり、花のアップを撮りたいくらいで、サービスプリントやデータとして画面で見るだけなら、パワーショットで充分すぎます。

カメラは、単なる道具です。
自分の目的にあったもの（重さ、速度、画素数など）が重要なのであって、性能がよいカメラがいいカメラなのではありません。
極端な話、プロだからと言って、EOS５Dのフルサイズでスーパーのチラシの商品を撮影すると、画像編集でものすごく縮小しないと使えないので、画質はものすごく落ちます。500万画素クラスのコンパクトカメラで、ミドル画質で撮った方が印刷はずっと綺麗ですよ。
同様に、サービスサイズしか刷らないのなら、300万画素クラスの方が綺麗な場合があるのですよ。

レンズよる色味なども、好みで使い分けるんです。
LレンズやEXレンズだからといって、別段明るいわけではありません。人肌の毛穴までくっきり映してしまうレンズですから、ポートレートを撮るにはある意味不向きなレンズですね。人物のアップを撮るには、メイクさんが必要になります。
普段の撮影ではあんなものいらなくて、安物のぼけ味が欲しい場合も多いです。

カメラのことについてもっと詳細を知りたければ，このあと，カメラオタクさんがたくさん回答してくれると思います。
（私はカメラオタクではありません。写真オタクです。）