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まず確認したいのですが、“過去の写真家たちの日本紀行”とは、BS-JAPAN“キャノンプレミアムアーカイブ写真家たちの日本紀行～未来に残したい日本の情景”という番組のことを言っているのでしょうか？
おそらくそうだと思いますのでそれを前提にお答えします。私はこの番組を視聴できる環境になってからは毎回見ていますので、初期の未視聴分を除いてはEF70-200mmF4L IS USM（以下F4Lと略）を使っている出演者はいなくて全て同F2.8L IS USM（以下F2.8L）を使用していたと記憶しています。（記憶違いがあれば、先に謝っておきます）
理由は多くの“プロ”が使用しているレンズであるということが第一にあるのでしょうが、スポンサーであるキャノンの仕込みという可能性も高いでしょう。このレンズは番組中のCMでも宣伝しているわけですから、普段はF4Lを使用している作家にもF2.8Lの方を持たせて撮影させ、さりげなく製品を視聴者（ほとんどがアマチュアカメラマンと思われる）にアピールしていると考えてもおかしくはないでしょう。
ついでに言わせてもらえばこの番組では新製品が出るとさりげなく登場する作家に使わせているように見えます。Lタイプの新製品レンズだけでなく、60DやEF-S18～200ミリなんておよそ普通のプロならあまり使いそうにない製品までが使われていたりしますし。また60Dにあるバリアングル液晶モニターを使えば楽々撮影できる条件下でもモニターを使用せずに苦しい姿勢でファインダー撮影をしているプロもいたりして、普段から使い慣れている製品にはちょっと思えない不自然な印象を受ける時もありますよ。さすがにKissXシリーズまでは出てきませんでしたけど（笑）TS-E17mmや60Dなんて、アマチュアが一般の店頭で買えるようになる前から番組に登場していましたよねぇ、キャノン様。