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「EF24-105mm F4L USM」はデジタル対応のLレンズ標準ズームです。F値は4と抑え気味です。発売時は5Dのキットレンズとあって、他のF4ズームに比べて評判はよくありませんでしたが、高画素化が進むにしたがってボディに負けない解像できるレンズとして評価が上がっています。手振れ補正が付いているのも汎用ズームとして心強いですね。オークションで8万円ちょっとですね。

F値は低いほど被写界深度が浅くなります。被写界深度が浅いとピントは薄く（合わせにくく）なりますが、被写体の前後はピントが合わずボケてきます。前後がボケると柔らかい感じになり、ピントがあっている部分が浮き立ちます。
そういう点では開放F値2.8の「EF24-70mm F2.8L USM」の方が好みに合っているかもしれません。「EF24-70mm F2.8L USM」は設計がやや古く描写が甘いという声もありますがボケ優先なら何ら問題ありません。借りて使ったことしかありませんが、L標準ズームのフラッグシップだけあって諸収差の補正はすばらしいです。

APS-Cなら「EF-S17-55mm F2.8 USM」も評価が高いレンズですね。描写も価格もL並みです。

私は「EF24-70mm F2.8L USM」を買うほど裕福ではないので、シグマの「24-70mm F2.8 IF EX DG HSM」を買いました。設計が新しいだけに純正Lよりシャープです。ボケ味は好みによりますが私は好きです。24-105F4Lと併用しています。オークションで新同品を6万円台で入手しました。

シグマの「50mm F1.4 EX DG HSM」はフルサイズの標準レンズですがAPS-Cなら絶好のポートレートレンズとなります。
ピントは薄いですがきれいなボケ味で、お好みの「フワッ」とした感じを出すのには絶好です。新品で4万円台で手に入ります。

キヤノンの「EF85mm F1.8 USM」も良レンズです。
設計は古いですが今なお人気のポートレートレンズです。中古で3万円前後です。

「EF135mm F2L USM」も古いですがいいレンズですよ。
APS-Cだと換算200mmでちょっと長いですが、色乗りとボケ味は素晴らしいレンズです。中古で6万円台。

こうして見るとキヤノンのレンズのリニューアルは遅れてますね。
EF70-200F4LISのようにリニューアルしてさらに評価が上がるレンズが多いですから、標準～中望遠域の古いレンズも見直して欲しいです。