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わかりやすい表現方法を使うとしたら、
『徹底的にこだわって画を撮る一眼レフ』と、『それなりにこだわって写真が撮れるハイエンドレンズ一体型デジカメ』、『誰でもそれなりに良い写真を撮れるコンデジ』という言い方ができると思います。

Canonで言えば、一眼レフは当然EOSシリーズ。ハイエンドはPowershot G9。誰でもそれなりに・・・というのがIXYシリーズとなります。また一眼レフの場合、さらに一眼レフのなかで、エントリー機、ミドルレンジ機、ハイエンド機に分類出来ますね。

まず、写真撮影において必要な知識やテクニックを身につけるには一眼レフの方が便利です。なぜなら一眼レフで得た知識はコンデジでの撮影に応用出来るのに対し、コンデジで得た知識は他のコンデジや一眼レフに応用できないことが多いからですね。

また基本的なことですが、カメラというのは良くも悪くもレンズの性能に左右されます。誤解を恐れずにいえば、コンデジの場合、画像処理エンジンでカメラメーカーの思う理想的な画像を作り出せば良いので、レンズの性能はおざなりになっているケースが目立ちます。しかし、景色をゆがませず、正しい光と色を再現するためにはレンズにもお金をかけるべきです。リコーのGRシリーズが良いと言われる理由も、カメラのサイズに対して良いレンズを使っているからですね。もちろんハイエンドレンズ一体デジカメとして考えれば、FUJIFILMのS100FSや、PanasonicのFZ50、SonyのR1など、リコーGRよりも良いレンズを搭載し、良い写真を撮れるデジカメは存在しますが、一眼レフと変わらないボディーサイズになってますからね・・・（苦笑）

さて、以上のようなことを考えてみると、選択肢は二つになると思います。

一つは思い切って一眼レフを購入する選択。
もう一つはハイエンドデジカメを購入するという選択。

写真を撮る楽しみを味わいたいのであれば一眼レフを強く奨めますが、被写体によって向いているメーカーや向いているレンズが異なります。これも一眼レフのおもしろいところだと思っていますが、金銭面での負担も大きいし、人によって勧めるメーカーがまちまちなので、あなたの感性で選び出す必要があります。

それ以外に写真を撮る楽しみを得られるとしたらハイエンドデジカメで、FUJIFILM S100FSや、Canon Powershot G9をお勧めします。SonyのCyberShot R1は一眼レフとほとんど変わりない写真は撮れますが、すでに販売終了していますし、中古で手に入れるのはあまりお勧めしません。