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ピントの合っている位置はあくまでフィルム（イメージセンサー）から
一定距離にある一面だけなのですが、
ピント位置の前後は、あたかもピントがあっているように見えます。
この前後の範囲を【被写界深度】といいます。
1) フィルム（イメージセンサ）の大きさ、
2) 絞り値、
3) レンズの焦点距離
4) 撮影距離で
被写界深度は、変ります。
↓で計算できますよ。
http://shinddns.dip.jp/
おおまかにピント位置（面）より後に60%、手前に30%
が被写界深度内となります。
画面内のもの全てが被写界深度に入っているような写真を
【パンフォーカス】といいます。例えば無限遠から人物までとか・・・
ピント位置も闇雲に無限遠に合わせるのでなく、画面内の
全てが被写界深度に入ればいいので、近景（人物）から背景が近い場合は
人物の少し後、などとすると、無限遠にして絞り込みのみで被写界深度を
かせぐより早いシャッタースピードが切れますので、少し暗い場所などでは
有利です。
カメラに【プレビュー（絞込み）機能】があれば、プレビューボタンを押す、
ピント位置を微調整を繰り返して見ましょう。