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まず、防水性能を謳った商品のほとんどでは、最大防水性能は製品が完全な状態の場合（簡単に言えば新品時）にのみ発揮されます。

カメラ本体で浸水する可能性がある部分は、ほとんどの場合はバッテリーや接続コネクタ類の蓋の部分です。防水性能を謳っている製品では防水用のパッキンかOリングを備えていることが普通ですが、防水部分に付着した僅かな砂や塵などが漏水の原因になります。（これは防水ケースも同じことです）

防水ケースは結構高価ですが、それでも潜水震度が大きい（20m〜）場合には水気を拭き取るタオルやティッシュペーパーの繊維が挟まるだけで漏水する場合もあります。キムワイプ（元々は化学実験用の、繊維が毛羽立たない特殊なティッシュペーパー状素材）などを用意しておくと良いです。キムワイプはamazonでも買えます。

防水のためにパッキンやOリンググリース等を（できれば潜水の度に）塗布する等のメンテナンスをしっかりしておくことが大切です。（ダイビングポイントに行くと水中カメラ好きが必ずいますので、機材のメンテナンスのポイントをいろいろ教えてもらうと良いです。）

体験ダイビングのうちはそれほど余裕がないでしょうが、慣れてきたら水中撮影は楽しいものです。