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カメラの用途は人それぞれですからね。確かに小さな写真なら現状で十分な実力があると思います。プロは撮影して報酬を貰い、依頼者はお金を払って撮影して貰う以上は仕上がりの要求レベルも高いでしょう。雑誌なら製作者側の要求レベルに対応しないと仕事が貰えなくなります。それがプロの世界と思います。確かにお金が掛かりますが、プロが良い商売道具を使うのは当然の流れです。もし商売道具を安物を使っていたら、内容以前に機材に不安が残るマイナス的な印象を与えます。例えば、婚礼スナップで安いキッスデジタルをメインに使っていたらお客さんから趣味の延長で仕事をしているのかと誤解される恐れがあり、自身の信用問題にもなりかねません。最近はニコンのD3でノイズが一新されましたが、以前までは感度800が限界でした。室内スポーツを撮る用途ではニコンでは明らかに画質が悪く、画質が悪いのはカメラの能力でありカメラマンの実力ではありません。しかし撮影した写真の品質が全てですから、カメラマンの実力まで疑われる恐れがありました。それでカメラの説明をしても、ではキヤノンに変更して下さいと言われるだけで依頼者側は納得しませんからね。