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まず、ライカのデジタルカメラのラインナップにある一眼はSシリーズしかなく、こちらは35mmフルサイズではありません。
更に大きなサイズ（45ｘ30mm）のセンサーを使っています。
35mmフルサイズセンサーを使っているのはMシリーズのM9ですが、こちらはレンジファインダーカメラで一眼ではありません。

確かに両方ともCCDセンサーを使用していますが、一概に「CCDだから高画質」とは言えません。
一昔前ならそういう時代もありましたが、現状のCMOSなどは画質的に見てもCCDに比べて遜色があるとは思えません。最近のカメラでCCDよりもCMOSが好まれる理由は、一般的には読み出し速度の速さと消費電力や発熱量の少なさでしょう。
ライカSシリーズやM9は動画撮影や速度を求めるようなコンセプトではないので、CMOSを選択する理由はないと思います。どのメーカーもそうですが、その時、一番そのカメラに合った最適なセンサーを選んでいるだけです。それがたまたまCCDだったと言う事でしょう。
CCDがCMOSより圧倒的に画質面で勝ると言うのであれば、日本の各メーカーも黙ってCMOSを使い続けたりはしないと思いますよ。

Sシリーズはフォーマット自体が違うので置いておきますが、M9の画質は確かに良いとは言え、画素数や感度は抑えてあるのでその分の良さは見えますが、5D3やD800などと比べて総合的に見てずば抜けて良いというわけでもないと思っています。
まぁ性格の違うカメラなので、画質だけ比べても仕方ないですが。
しかし関係ないですが、Mモノクロームの画質は素晴らしいですね。カラーフィルターが要らないとここまで鮮鋭度が増すのかと、頭では分かってはいたつもりですが現物を見せつけられると感動モノでした。
と、言うように、センサーの種別そのものよりも、実はローパスやカラーフィルターなどの影響の方が画質に大きく影響したりもします。
結局はセンサーの種別よりも総合力ということですね。


【hamappicoさん】
> ＣＣＤはもう過去のものでしょう。
それは認識不足。読み出し速度や温度さえ問題無ければ、CCDでも良いものは良い。