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他の方も指摘されていますが、FUJIFILMのFinepix S9100はデジタル一眼レフではありません。ネオ一眼と呼ばれるジャンルの高倍率ズーム機ですね。他社ではPanasonicのLUMIX FZ50や、SonyのCyberShot H50あたりが実際のライバル機といったところです。正直なところ、S9100は一眼レフにあこがれるけど、一眼レフが買えないとか、レンズ交換が面倒という人向けの製品で、写りについては一眼レフに比べて数段落ちます。とはいえ、このクラスのジャンルは手頃に使える高倍率機として人気のあるジャンルですね。実際、私も一眼レフのサブ機に一台このクラスの高倍率ズーム機も持ってますし。基本的には絞り優先モードが一番覚えやすく、使いやすいモードになると思います。S9100はイメージセンサーが小さいため、一眼レフのようなボケ味に優れた写真撮影をすることは無理ですが、Aモードと望遠ズームを上手く組み合わせればそれに近い写真を撮ることも出来ます。このクラスのデジカメで重要になってくるのは被写界深度に対しての理解と、ホワイトバランスの傾向、そして露出の重要性を認識した上で撮影することが重要になります。となると、基本的には初心者でもわかりやすいムック系の写真ガイド本になります。被写界深度やホワイトバランス、露出をきちんと覚えるのなら、とりあえずは花の撮影関連の物がわかりやすく解説してあると思いますよ。尚、S9100向けのガイドブックなどはありません。そのため、一般的な撮影関連のガイドブックを購入することになると思います。