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当方、戦闘機撮影をメインに活動していますが、予算が許すなら一眼レフの購入を強くお勧めします。航空祭といえば、だいたいブルーインパルスの演技や戦闘機の機動飛行を念頭においてますよね？（それ以外の飛行機のパイロットさんには少々失礼ですが…笑）まず航空祭での航空機撮影に求められるものは①望遠レンズ ②オートフォーカスの速さ ③連写能力です。ネオ一眼は普通のコンデジよりは幾分マシに飛行機を撮影出来るでしょうが、それは飛行機の着陸など直線的な動きに限った場合です。航空祭では戦闘機が三次元で縦横無尽に飛び回り、日本の航空祭なら時速700kmほどで目の前を戦闘機がパスするので、質問者さんが挙げた機種では、カメラのオートフォーカスが戦闘機を追いきれません。また、連写に弱い物がほとんどなので、シャッターチャンスを逃す可能性が高いでしょう。オリンパスのCAMEDIA SP-565UZは一眼レフ顔負けの連写性能があるみたいですが、画質を犠牲にしてこのスペックを達成しているので、満足行く写真が撮れるとは思いません。そこで一眼レフなのですが、以上の事を考慮に入れるとメーカーはキヤノンかニコンに絞られるでしょう。この二社は動きモノに強く、連写性能に長けたカメラを作り、レンズのラインナップも豊富です。キヤノンならEOS KissX2（入門機）、EOS 40D EOS 50Dが、ニコンならD90 D300 あたりが向いています。これからずっと航空機撮影を続けていく意志があるならば、いきなり中級機（40D 50D D90 D300）を購入してもかまわないと思います。レンズは取りあえず70-300mmくらいのズームを用意して下さい。問題は購入費用ですが、新品で揃えようとすると、最低10万～20万近くかかります。質問者様の挙げた候補の三機種より2倍から4倍の費用が要ります。少し航空機撮影をかじってみる程度なら、中古品でEOS 30D EOS40D D200 D80あたりを購入するというのも一つの手です。それなら10万以内に抑えることも可能です。余談ですが私はキヤノンユーザーです。 航空祭では白いレンズ（キヤノンの超望遠レンズ）を使っている方が非常に多いので、私もそれに憧れてキヤノンを買いました。レンズのラインナップも航空機撮影に適したものが豊富です（少し贔屓しますが）。レンズ選びのポイントは、超音波モーター内臓（ピント合わせが速く、静か）で、レンズ内手ブレ補正が付いているものをおススメします。 キヤノンでは型番にUSM ニコンではAF-Sと表記されているものが超音波モーター内臓レンズで、 手振れ補正機構に関してはキヤノンがIS ニコンがVRと表記しているものです。と、ここまで書きましたが、投資の意思決定は今後永く航空機撮影を続けていくかどうかを一番に考えて行って下さい。この先、のめり込むと思うなら思い切って新品の中級機と望遠レンズを買う、そうでもなさそうなら中古一眼で試す程度にするか（資金に制約がある場合も）、ネオ一眼でも構わないでしょう。