132

view

iCloudの最大の特徴は「自動同期」にあります。例えば、iPhoneでアプリをダウンロードしたとします。そのアプリを他のiPadやiPod touchで使うには、1.iPhoneとiTunesを同期。2.iPadやiPod touchとiTunesを同期。と、2回同期しなくてはなりません。写真や動画、各種書類の場合も、・iTunesで同期する。・メールで送る。・クラウドサービスを利用して、アップロード＆ダウンロードする。という作業が必要になります。また、出張先でPCのデータを使おうとした場合、・出張前に予めiPhoneとPCを同期しておく。・出張前にPCのデータをクラウドサービスにアップロードしておく。という作業が必要になります。もしこれらを忘れたら、出張先でデータを使うことはできません。iCloudでは、これらの作業が全て自動で行われます。iPhoneでアプリをダウンロードすると、紐付けられたiPadやiPod touchやMacにも、そのアプリが自動でダウンロードされます。写真や動画、各種書類の場合も、変更した端末からiCloudに自動でアップロードされ、他の端末に自動でダウンロードされます。自動でアップロード＆ダウンロードされるので、利用する前に同期しておく必要もありませんし、「アップロードを忘れる」などがそもそも起きません。これが他のクラウドとは最も違う点です。今までのクラウドサービスは「クラウドを使う／使っている」という意識がありましたが、iCloudは勝手に同期されるので「使っている意識」がありません。「iPhoneで写真を取ったら、いつのまにかMacに入ってた」「Macでデータを変更したら、iPadの方も変わってた」というのがiCloudです。よって、iCloudに使い方は存在しません。（必要なのは設定だけ）