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飛び出し部分が殆どない超小型子機は、電波感度が非常に悪いので、お薦めしません。離れた部屋での実効速度を測りましたが、電波性能の良い製品の37分の1でした。PC内蔵無線子機の15分の1でした。

ルータごと新しいのに取り替えるのがオススメですが、親機5000円まで予算を取るなら、BUFFALOではなくNECかと思います。ギガイーサを視野に入れるならWR8370N-HP、100メガで充分ならWR8170N-HP。ハイパーロングレンジで電波性能に優れる他、二重ルータを回避したAPモードでもきっちりWEPのネットワーク分離機能が効きます(BUFFALOは効かない…）。

値段で選ぶならBUFFALOのWHR-G301Nです。最近の特売の目玉で、2000円を割り込んでいます。特に電波に優れたタイプではありませんが、親機の近辺で使うなら、NECのと大差無いですよ。電波が届かない場合は買い増して中継もできますが、中継を使うと無線LAN全体の実効速度が低下しますＳのでご承知おきを。

子機と親機は同一メーカーである必要は特にありません。自動設定方式にはBUFFALOのAOSS、NECのらくらく無線スタート、業界標準のWPSの３種があり、種類が違うと自動設定できませんが、幸い、BUFFALOもNECも現在はWPSに対応していますから、問題はないでしょう。

これまで実測した限りで、下り実効性能に特に優れていたのは GW-USHyper300 (AMAZONで1600円位)です。アンテナつきタイプですが、角度や向きを自在に変更できるので、横に突き出すスティック型に較べて邪魔になりません。GW-USECO300（同1200円）も悪くはないのですが、親機から離れると、GW-USHYPER300の3分の2程度の速度になります。