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どちらのスピーカーも、フルオケを臨場感豊かに再生するというのは、役不足感が否めませんが、私が選ぶとしたら、ウッドコーンのビクターを選びます。DENONと比べると幾分オケに不利ですが、室内楽については、しっとりとした自然な響きでクラシックには向いています。スケール感を望まない限り、一生楽しめるほどの魅力あるスピーカーだと思います。また、将来的にスピーカーだけを導入するときには、このウッドコーンをサブスピーカーや寝室用などの別システムを組む楽しみがあります。さらにビクターのセンターシステムは、横幅も大きく映像も見ることができて多機能です。将来の拡張性にも十分対応していて安心です。一方、SC-CX101は、一応音質的には音楽ジャンルの対応は、広いと思いますが、センターのシステムが小さすぎます。そのサイズに納めるためのコストがかかっていて音質にはそれほどコストは投下されていません。DENONも日本の誇るオーディオメーカーなのですが、このクラスでは、お薦めしません。将来的にグレードアップするときのCDプレーヤー候補にはなりうるメーカーだとは思いますが、その時はフルサイズのCDプレーヤーを選んでください。個人的な好みですが、デザインもビクターの方が好きですね。