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フラッシュがあたっているところだけが明るく写るのは、フラッシュ撮影では避けようがありません。いろいろできる事はあります。・ある程度明るい（人物が見える）のであれば、フラッシュを使わずにスローシャッターで撮ると自然な明暗になります。（人物が動くとぶれという欠点があります）・スローシンクロ（２）は、背景が夜景など明るい、あるいは光っているものの場合には有効ですが、そうでないのならシャッターが長く開いてぶれやすいだけで、普通のフラッシュ撮影のほうがきれいに取れます。背景の状況で使い分けるべきだと思います。・人物が明るすぎるということはフラッシュが強すぎるという事です。すこしカメラと被写体の距離を大きくすると光量が下げられます。フラッシュの有効範囲よりも少し離れたぐらいで撮ってみてください。いつもフラッシュの有効範囲（1.5m-2m）内(4)というのにとらわれ過ぎているのではないでしょうか？デジカメなので、撮って暗すぎたら、もう少し近づいて撮りなおせばいいのですから。・絞り調整でコントラストを下げると、明暗の差は小さくなります。ＥＶを調整してみてください。（ＥＶの調整をしない（８）ことに固執する必要はないです）・ポートレートは、顔に焦点がきちっと合っていて、顔以外のところは少しピントが甘いものが何を撮っているのかがはっきりしていてきれいです。そのためグラビア撮影などでは焦点深度（焦点のあう距離の範囲）が浅い望遠レンズ（３５ｍｍフィルムのカメラで２００ｍｍ－３００ｍｍぐらいの）が使われます。人物を際立たせるためには、いつも広角側（５）ではなく望遠も活用すべきだと思います。望遠にすると自然と被写体との距離が取られますからフラッシュの光を弱める効果もありますので。