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あくまで予算5000円(送料別)でオークションで買える程度という大前提での私なりの考えですが､中古とは言え､5000円の予算では基本的なつくりがきちんとしているかどうかということでしょう。

D-052AXは2000年にintec205の第二世代用の推薦スピーカーとして単体販売されたもので、単体スピーカーとして作られたのでミニコンポの附属スピーカーよりは良いつくりになっています。しかし、オンキョーのスピーカーもその後もどんどん改良されていきましたし経年劣化という点も考えるとその次に出たD-062AXの方がつくりはいいし落札相場も同じ程度ですので、どうせならこちらでしょう。
また、スピーカーのつくりから言うともう1ランク上のD-102AXも予算周辺で何とかなると思います。D-102と202シリーズはオンキョーが本格的な小型ブックシェルフに取り組み改良を続けて、現行品のD-212EXや412EXに引き継がれてきたものです。102AXより前の時代のものでも良いんですが､エッジの心配があるため､できるだけ新しいほうがいいでしょう。
http://audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/index3.html

D-102EXや102TXなら更にいいのですが､中古でも予算を超えます。この時代のものでは個人的には限定バージョンの102AXLTDと102EXGがお勧めですが、中古でも1万程度します。
202シリーズはもともとintec275推薦スピーカでしたからいいのでﾞすが､古いものが多いため手を出すならD-202AXより後のものでしょうね。(やはり5000では無理です)

最後に現行品のオンキョースピーカーはツィーターにリングタイプを使っていて､コーン紙なども全然違うものです。
具体的には2005年以降のオンキョースピーカーはスピード感やクリア感 S/N比などに優れ、はっきり明るい傾向の音です。対してそれ以前のドームタイプのツィーターのものはしっとり感があるものが多く､低域は豊かですが､ゆるめで、あまりくっきりとした感じはありませんが、個人的にはボーカルは前の路線の方が聴きやすいと思います。
先のホームページにはのっていませんがD-102FXっていうのが最後の102がついたツィーターにドームタイプを使用したものになります(中古でも5000では買えません)。現行品の中では唯一D-77MRXは昔の路線の音色のスピーカーです。(全体のつくりはだいぶ違うので音質は同じ傾向の路線ですが102FXなどより高品位です)

少し追記
反論とかそういうことではないのですが､スピーカーのエッジはウレタンを使っているもの以外は家庭で普通に使う程度なら10年程度ではまず心配入りません。布系のものは30年程度経っても特に心配いらないものが多いです。ラバー系(ゴム)のものも10年くらいでは心配なく、駄目になってくるとウレタンのような崩れるようにはなりませんが､固くなってきます。