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ベルデンのケーブルでより好みの音質になったという話は多々ありますけど、ケーブルが音質を変えていくメインだと思うならそれは間違いです。あくまでも機器とセッティングがあってのケーブルです。 その上で、>MDデッキの音質をフルに出せますか？いい音で聞くにはどうかという意味なら、X-S1とつなぐよりいい音で聞けるシステムはたくさんあるでしょう。でも、X-S1で聞いているCD再生と比べたら大して差はわからないでしょうから、現状にそれほど問題を感じないならあまり気にしても仕方ありません。 単に音を良くしたいなら、X-S1より性能が良いスピーカーやアンプはたくさんあります。例えば単品のスピーカー、単品のアンプを使ったものと比較をしたら一番安いセットとでも相当音質に差があるはずです。 X-S1はデスクトップで使えるミニコンポの中でもスモールサイズのものですからスペースファクターには優れますが、スピーカーも小型ですし、アンプ部もたいしたものではなく、音質を考えたらいろいろ不足がでても不思議じゃありません。 また、MD-133はHi-MD対応のデッキですから録音時にHi-MDのCD並のレベルで録音するかしないかでもだいぶ違います。普通の録音では圧縮されてますからCDよりだいぶ劣る音源となります。しかし、X-S1のようなコンポでポップスなど電子楽器を使うものはあまり違いがわからないかもしれません。それでもLP4になるとさすがにダレでもわかると思います。あきらかに全体的に薄っぺらい音になるのと特に高域が薄いって感じになります。 蛇足ですが、MDは将来なくなっていくメディアです。30年後50年後まで大切な音楽を高音質で残したいということなら違う保存法も考えたほうが良いと思います。