98

view

昔（今もありますが）のフィルムは３５ミリ。
ほぼフィルムはこれに統一されてカメラは作られました。
ところがデジタル時代になり、フィルムは無くなり、フィルムの代わりにイメージセンサーが作られましたが、このイメージセンサーサイズが各メーカーに因って違う訳です。
フィルムと同じセンサーサイズをフルサイズと言い一部高級一眼レフしか採用されてません。
デジカメは全てこのフルサイズなら３５ミリ換算でとは使いません。
オリンパスのペンはこのフルサイズに比べて半分の大きさしかありません。

例えばセンサーサイズのフルサイズを１０、オリンパスのペンを５とします。
５０サイズのテレビで両機種で撮影した画像を見ると仮定します。
フルサイズは５倍に拡大、ペンは１０倍に拡大した画像を見る訳ですよね。
この２機種だけの比較なら簡単ですがカメラは他にも沢山あり、それぞれセンサーサイズが違う為に、この拡大する場合はそれぞれ倍率が違います。
拡大は鑑賞する場合絶対に行う行為です。

そこでカメラ毎に違う数値を統一したのが３５ミリ換算です。
フルサイズ＝３５ミリフィルムなのでフルサイズを基本にします。
ペンのセンサーサイズはフルサイズの二分の一。
だから２倍に計算してレンズ表記に使います。
焦点距離が単純に２倍になるので遠くの被写体をそれだけ撮影出来ます。
ですがフルサイズと比較した場合は２倍余計に拡大する為に画質は落ちます。