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シャープとパナソニックは似たような方式を使っており
視野角度には強いがフリッカー現象が起きやすいという内容です。
フリッカーとは、家庭用の電気の５０ヘルツとメガネのシャッターの６０ヘルツが
合わなくなり、映画のフィルムをスロー再生したようなチラつきが出ることです。

ソニーの場合はフリッカー現象は起きないが、
寝ながら観るような角度を変えた体勢では、３Dが見えにくくなる内容です。

シャープは３Dの映像のときに映像の処理速度が早くなりますが、
２Dのときはその性能を使わずに普通の２倍速になります。
ソニーは普通の映像が４倍速なので、その辺は有利になります。

普通の映像の部分で比較すると、
シャープは４原色で黄色が追加された内容です。
ソニーが以前よりもわざと発色を抑えた傾向に対して、
色の強みをPRしているわけですが、好みの問題だと思います。
自分としては映像の中の黄色がやけに目についてしまうので
映像の世界になじみやすい今回のソニーの色バランスを評価します。
また、黄色が多くなると以前のソニーのようにテレビ放送の
ちらつきが目立つようになるので、それも考えものです。

機能としては、３DクアトロンではUSBで外付けHDDが使えて便利ですが、
３D対応のレコーダーを検討するならば必要ないかも知れませんね。
ソニーは、無線リモコンと無線LANが対応になっていますが、
自分のように必要性を強く感じる人とそうでない人がいると思います。

個人的にはセンターアンプやスピーカーなどをソニーばかりで揃えているので、
オーディオ面からの信頼性やデザインのセンスでソニーを選びます。
しかし、映像や機能の特徴などの好みで検討すればよいと思います。